iPad Pro 2021が発売されましたね。今回はなんとMacBookと同じM1チップを搭載し、名実ともにPC並みのスペックとなってしまいました。
しかし、iPad Air 4もスペックが非常に高く、価格はお手頃というコスパに優れています。
ということで、iPad Air 4も発売日に購入した私が、iPad Air 4とiPad Pro 2021はどちらを購入するべきか解説していきたいと思います。
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iPad Air 4のスペックや特徴
まずはiPad Air 4のスペックや特徴を見ていきましょう。
iPad Air 4のスペック
まずはスペックを見ていきましょう。
iPad Air 4 | |
---|---|
ストレージ容量(ROM) | 64/256GB |
価格 | ・Wi-Fiモデル 64GB 62,800円 256GB 79,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 77,800円 256GB 94,800円 |
CPU | A14 Bionicチップ |
メモリ(RAM) | – |
ディスプレイサイズ | 10.9インチ |
解像度 | 2360×1640 264ppi |
本体サイズ | 247.6×178.5×6.1mm |
重量 | Wi-Fi:458 g Wi-Fi+Cellular:460 g |
メインカメラ | 広角12MP(F1.8) |
インカメラ | 7MP(F2.2) |
充電方法 | ワイヤレス充電(Qi)非対応 |
防水防塵 | 非対応 |
SDカード | 非対応 |
認証方法 | touch ID |
おサイフケータイ | 非対応 |
イヤホンジャック | 非搭載 |
バッテリー容量 | – |
カラーバリエーション | シルバー |
スペースグレイ | |
ローズゴールド | |
グリーン | |
スカイブルー |
iPad Air 4の特徴
iPad Air 4は次のような特徴があります。
- 10.9インチの大画面になったベゼルレスディスプレイ
- iPad Proに近いデザインに変更
- 電源ボタンと兼用のTouch ID(指紋認証)を搭載
- A14 Bionicという最高性能のプロセッサを採用
- USB Cポート搭載
iPad Air 4のレビュー
iPad Air 4の詳しい使い勝手やレビューはこちらに記事にしました。
ついに発売されたiPad Air 4。今回はテイストを一新。iPad Proに迫るモデルに生まれ変わりました。性能はiPad Proなみでありながら、価格はかなり抑えられたコスパ抜群のモデルとなっており、発表と同時に人気が急[…]
iPad Pro 2021のスペックや特徴
スペックや特徴を見ていきましょう。
iPad Pro 2021のスペック
まずはスペック。
- 価格:129,000円~279,000円
- CPU:M1チップ
- ストレージ:128GB~2TB
- バッテリー:最大10時間
- アウトカメラ:10MP(超広角)+12MP(広角)
- インカメラ:12MP
- ディスプレイサイズ:11インチor12.9インチ
- ディスプレイ:Liquid Retine XDR
- 認証方式:Face ID
- 通信方式:5G対応
iPad Pro 2021の特徴
iPad Pro 2021は次のような特徴があります。
- CPUはMacBookやiMacと同じM1チップ搭載
- 12.9インチはLiquid Retina XDRディスプレイを採用
- 5G対応
- カメラは超広角とLiDARスキャナを搭載
iPad Air 4とiPad Pro 2021の項目別比較
それではiPad Air 4とiPad Pro 2021を項目別に見ていきましょう。
基本処理性能
iPad Air 4とiPad Pro 2021の最も大きな違いと言っても過言ではないのが、採用しているチップセットです。CPU(チップセット)の性能が高度なほど、処理速度が早く、より複雑な動作が可能になります。
iPad Air 4が搭載しているA14 Bionicは最新のiPhone 12シリーズと同じチップセットで、スマートフォンのCPUの中では超高性能です。従来よりも、よりサクサクとした快適な操作が可能になり、ストレスなく利用できます。
iPad Pro 2021の搭載しているCPUは、Mac Bookに搭載しているものと同じM1チップです。スマートフォンよりではなく、よりPCに近いモデルということです。
iPadでありながらパソコンレベルの処理性能・処理速度を搭載しているので超ハイスペックです。絵をかいたり、デザインしたり、動画編集作業、などの重たい作業をするには抜群の実力を発揮します。
とはいっても、iPad Air 4のA14 Bionicも十分高性能なので、私もiPad Air 4だけで動画編集をすることもありますが、作業や書き出しもまったく問題ありません。
iPad Proほどの性能を使い切れる人は、ほんとにごく少数だと思います。
カメラ
iPhoneと比較すると、iPad本体は大きくて重たいため、持ち上げて写真を撮ることにはあまり向いていませんが、カメラ機能は搭載されています。
iPad Air 4のカメラは12MPのシングルカメラを採用しています。最近主流の超広角レンズなども搭載していないですし、カメラはそんなに期待しないほうが良いです。
iPad Pro 2021は12MP(広角)+10MP(超広角)のデュアルレンズなので、より広範囲をフレームに収めた撮影が可能です。
書類などではなく、iPad自体で写真や動画撮影をするのであれば、iPad Pro 2021がおススメです。
バッテリー
バッテリーの持続時間はiPad Air 4もiPad Pro 2021も10時間と同じです。
10時間も保てば、外出先での利用や、ビジネスシーンの利用でも安心して使うことができます。実際、けっこう作業した日でも余裕で丸一日もつ感じです。
外観
どちらもAppleらしいシンプルで洗練されたデザインです。
こちらはiPad Air 4です。iPhone 5やiPhone SEなどと同じ角があるデザインになっているのが特徴的です。
フレームも細く、大画面を堪能できます。
こちらはiPad Pro 2021です。実際、電源ボタンの位置やカメラぐらいしか違いがないんですよね。
iPad Air 4とiPad Proを並べたところです。
デザインはほぼ同じと思って大丈夫です。
価格
- iPad Air 4(64GB):69,080円~
- iPad Air 4(256GB):87,780円~
【11インチ】
- iPad Pro 2021(128GB) :94,800円~
- iPad Pro 2021(256GB) :106,800円~
- iPad Pro 2021(512GB) : 130,800円~
- iPad Pro 2021(1TB) :178,800円~
- iPad Pro 2021(2TB) :226,800円~
【12.9インチ】
- iPad Pro 2021(128GB):129,800円~
- iPad Pro 2021(256GB):141,800円~
- iPad Pro 2021(512GB):165,800円~
- iPad Pro 2021(1TB):213,800円~
- iPad Pro 2021(2TB):261,800円~
iPad Air 4とiPad Pro 2021では、かなり価格に開きがあります。特にiPad Pro 2021は最低容量が128GB~となっており、がっつり使うことが最初から想定されていますね。
また、SIMを挿し、独立して通信が可能なCellularモデルになると、上記価格に2万円~3万円追加になります。
特にiPad Pro 2021の容量2TBのCellularモデルでは30万円近い価格で、普通のPCを買うよりも高額になってきます。
コスパ抜群のiPad Air 4がおすすめ
iPad Air 4とiPad Pro 2021を項目別に比較してきましたが、利用目的が全く違う2機種ということが分かります。
iPad Pro 2021はMac Bookと同じCPUに加え、大容量のストレージで、動画編集作業や絵画などクリエイティブな作業をする人向けです。
ハイスペックな分、価格もかなり高額なので、本格利用しない場合は、オーバースペックとなり、機能を持て余してしまいます。
iPad Air 4は、最新のiPhone 12と同じCPUを搭載しているので、十分サクサクで、動画編集や写真加工などのクリエティブな作業もまったく問題なく可能です。
それでいて、カメラ性能などあまり使わないであろう部分を抑えて、手の届きやすい価格設定にしてくれている、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。
もし、相当負荷のかかるクリエティブな作業をする予定なら断然iPad Proですが、そうでない場合はiPad Air 4がめちゃくちゃおススメです。というか、ほとんどの場合iPad Air 4で十分だと思います。
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