今回は、「折りたたみスマホを買う前に知っておくべきこと」というテーマで折りたたみスマホの注意点、メリット、耐久性、故障修理などについて解説していきたいと思います。
スマホ選びの参考になれば幸いです!
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ケースやフィルムもお忘れではないですか?
折りたたみスマホの注目度が上がっている⁉
最近は、Pixel Foldが登場したことで折りたたみスマホが改めて注目されているのではないでしょうか。
特に開けばタブレット級のサイズになる折りたたみスマホは、国内ではこれまでGalaxy Z Foldシリーズしかなかったため、Pixel Foldという新しい選択肢が出てきたことで市場の活性化も期待できますね。
ということで、今回は主にPixel Foldで折りたたみスマホデビューされる方向けに気になるポイントを解説したいと思います。
折りたたみスマホの注意点
まずは折りたたみスマホを使うにあたっての注意点を見ていきましょう。
①普通のスマホより故障に注意
まず、折りたたみスマホは普通のスマホより耐久性に劣るのは当然だと理解しておくべきです。
Galaxy Z Fold 4、Z Fold 5やPixel Foldは防水には対応しているものの防塵には対応していません。
特にヒンジ内部や画面同士の間に塵や小石が入ると、最悪の場合故障の原因になるので注意が必要です。
②初期フィルムは極力はがさない
折りたたみスマホの内側ディスプレイには超薄型ガラス(UTG)が使われています。
このUTGは柔らかいので、保護のために初期状態でフィルムが貼られているものが多いです。
このフィルムをはがすと、画面が破損しやすくなるので基本的にははがさないようにしましょう。
Galaxy Z FoldやPixel Foldの場合、自分でこのフィルムをはがすと保証対象外になってしまいます。
サードパーティ製も販売されていますが、基本的には初期フィルムを使うべきですね。
③そんなフィルムも使用に伴ってはがれてくる
②で紹介した初期フィルムは、開閉が原因で使用に伴い折り目部分からはがれてきます。
Galaxy Z Foldの場合、キャリアで無料の貼り換えサービスが提供されています。(ドコモの場合)
一方で、Pixel Foldについては同様の対応はアナウンスされていません。
公式の貼り換えサービスが行われない場合、正規修理店か自分での貼り換えになるのではないかと思われます。
折りたたみスマホのメリット
ここからは折りたたみスマホのメリットを紹介します。
①大画面を気軽に持ち運べる
大画面を気軽に持ち運べるのは、折りたたみスマホの最大の魅力ですね。
折りたためばスマホ級の大きさでタブレット級の大画面を持ち運べるのは便利ですしロマンが詰まっています。
普段はスマホとして使いつつ、動画や電子書籍などを大画面で見たいときは開いて大画面で楽しめるという良さがありますね。
特に、Galaxy Z Foldの場合はSペンも使えるのでさらにタブレットライクに使うことが可能です。
②マルチタスクが快適になる
複数アプリを同時に使うマルチタスクは、画面サイズの限界があるので通常のスマホではやりにくいと感じることが多いですよね。
折りたたみスマホであればタブレットのように複数アプリを立ち上げての作業を快適に行うことができます。
Android側の最適化も徐々に進んでおり、最近はファイルのドラッグアンドドロップなどにも対応しています。
出先でちょっとした作業をしたい人にもおすすめですね。
③荷物を減らせる(かもしれない)
折りたたみスマホはタブレットとスマホという2台分を1台でこなしてくれると捉えることができます。
そのため、スマホ以外にタブレットを別で持ち運ぶ必要が無くなります。
とはいえ、サイズ的にはあくまでiPad miniなど小型タブレットの場合に限りますね。
Galaxy Z Fold 4、Z FoldやPixel Foldは開いても7.6インチなので、10インチを超える大きめのタブレットの代わりにはさすがにならないのが現状です。
④スタンド無しで自立する
スタンドなしで自立させられる点は、地味ですが便利な折りたたみスマホ特有の魅力です。
スタンド無しで机に置いて、動画などを観ることができます。
特にPixel Foldは画面比率的に動画視聴に最適なので、自立させられることとの相性が良いですね。
また、カメラを使うときに三脚無しで固定させることもできます。
タイマーを使って自撮りをしたり、星空などを長時間露光撮影したりするのに便利です。
もし折りたたみスマホが故障したら?
注意点でも解説した通り、折りたたみスマホが故障する可能性は否定できないのが現状です。
- ディスプレイが塵を挟んで穴が開いたり、表示不良を起こしたりする
- ヒンジ内部に塵が入って綺麗に閉じなくなる
といった故障が起こることが多いです。
もし折りたたみスマホが故障した場合、考えられる対処法は主に2つです。
1つ目は「キャリアの有料保証サービスに加入しておく」という方法があります。
ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの有料保証に加入していると、無償修理や交換が受けられる可能性が高いです。
修理費用の負担を減らせますし、修理の手続きをキャリア側にサポートしてもらえるメリットがあります。
2つ目に「他社の保証サービスに加入しておく」という選択肢もあります。
最近はスマホ用の保険などがあり、メーカーなどの有償修理の費用負担を減らすことが可能です。
メーカー保証だけだと期間が限られたり修理費用が高かったりするので、保険でカバーするイメージです。
Galaxyの場合、直営店「Galaxy Harajuku」やドコモの「リペアコーナー」などでフィルムの貼り換えや修理などのサポートを受けることができます。
また、PixelはGoogleの正規サービスプロバイダであるiCrackedの利用が推奨されています。
ソフトバンクの有料保証に加入しておけば、iCrackedでの修理費用の割引もあります。
高いからこそ色々な点に注意
折りたたみスマホは魅力も多いものの、耐久性などの不安も少なくありません。
しかし、折りたたみスマホは価格が高いからこそ、大切に長く使っていきたいものですよね。
そのため、購入時には各種保証サービスなどの検討がおすすめです。
Galaxy Z Flip5は前作よりも2倍修理しやすく頑丈になっている?
Galaxy Z Flip5は海外のYouTuberが分解したところ、前作より約2倍は修理しやすくなっているとのことです。
内蔵バッテリーを取り外しやすい仕組みに変わっていたり、他の部品も交換しやすくなっており、折りたたみディスプレイの交換も非常に簡単になっています。
頑丈さについても、別のYouTuberによるとGalaxy Z Flip5が壊れるまで折りたたみを繰り返す耐久テストを行ったものの、サムスン公称の「20万回以上の開閉動作テスト」を2倍近く超える40万回以上、開け閉めすることができたようです。
このようにモデルチェンジのたびに見えない部分で壊れにくさや修理しやすさが上がっていると言えます。
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