今回は、Galaxyの歴史について振り返りたいと思います。
今後のスマホ選びの参考になれば幸いです。
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Galaxyとは
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そもそもGalaxyとは、韓国のサムスン電子が展開するスマホブランドです。
単体のスマホブランドとしては世界で最も売れていますね。
国内ではドコモとauからの販売がメインとなっています。
Galaxyの歴史
それでは早速Galaxyの歴史を振り返っていきましょう。
Galaxy登場前
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まずは、Galaxyシリーズのスマホが登場する前から。
サムスン電子は、1988年とかなり早めの時期からモバイル事業を開始しました。
その後、世界初の技術を搭載した製品を多数発売しています。
MP3再生対応携帯電話(SPH-M2500 1999)
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腕時計型携帯電話(SPH-WP10 1999)
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TFT液晶ディスプレイ搭載携帯電話(SGH-T100 2002)
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10MPカメラレンズ搭載携帯電話(SCH-B600 2004)
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昔から結構革新的なメーカーだったことが分かりますね。
サムスン初のスマホ(SGH-i607 2006)
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サムスン初のスマホは2006年発売のSGH-i607で、OSはWindows Mobile 5.0でした。
言ってしまえば、当時勢いのあったブラックベリーの真似ではありますね。
Windows系OSを搭載しているため、PCとの連携はこの時から売りでした。
Galaxy登場前夜
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Galaxy登場の直前を振り返ると、Galaxyシリーズ登場の前年に発売された「Samsung Jet(S8000)」があります。(2009)
時期としてはiPhone 3Gと同時期です。
スマホと携帯電話の中間を狙ったような端末で、OSは独自のものを搭載していました。
UIはGalaxy S7まで搭載していたTouchWizとなっています。
有機ELタッチディスプレイを搭載していて、機能としては今のスマホに近いものでした。
2010年:Galaxy S登場
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2010年、ついにGalaxyシリーズが始まります。
初代のGalaxyは「Galaxy S」で、サムスンで初めてAndroidを搭載した端末です。
この時からドコモで販売されていて、iPhoneの対抗馬として国内外で大きな注目を集めました。
この後、スマホの世界シェアを伸ばし、世界一のスマホメーカーへ成長していきます。
派生モデルを生みながら進化を続け、現在までSシリーズは継続していますね。
2011年:Galaxy Note登場
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翌年の2011年には、Sシリーズより大きく、タッチペンに対応したGalaxy Noteが登場します。
画面サイズはGalaxy Sが4.0インチだったのに対し、5.3インチでした。
その後も展開を続け、「ファブレット」の概念を生み出しました。
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2011年には、他にもGoogleと共同開発したGALAXY NEXUSやGalaxy SⅡ、Galaxy Pro、Galaxy Miniが発売されています。
特にGalaxy SⅡは当時のAndroidスマホの中でも抜群に高性能でキビキビ動く名機でした。
2012年
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2012年にはGalaxy SⅢが発売され、Mini、αなど多くの派生型も登場しました。
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Galaxy Noteも第2世代のNote 2が発売されました。
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他に、QWERTY配列の物理キーボードを搭載したGALAXY Chatや、当時として驚異的な1600万画素と光学21倍ズームを搭載したほぼコンデジのGALAXY Cameraも登場しています。
2013年
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2013年にはGalaxy S4やGalaxy Note3が登場しました。
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前年に登場したGalaxy CameraはGalaxy S4 ZoomとしてSシリーズに合流しています。
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また、日本独自モデルのGALAXY Jも発売されました。
2014年
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2014年登場のGalaxy S5は防水防塵や指紋認証に対応しました。
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Noteシリーズとしては、Galaxy Note4の他にエッジスクリーン搭載のGALAXY Note Edgeが登場しました。
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カメラ特化型としては、GALAXY K Zoomが発売されています。
メインカメラは2070万画素、光学10倍ズーム対応レンズ(F3.1~6.3/24~240mm)を搭載した端末です。
2015年
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2015年にはGalaxy S6が登場し、シリーズとしてS6 edgeやS6 edge+がラインナップされました。
Sシリーズで初めてエッジディスプレイを採用した端末です。この時からワイヤレス充電に対応しました。
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引用:サムスン
他に、Galaxy Note5やタフネスモデルのGALAXY Active neoも登場しています。
2016年:Galaxy Note7が爆発
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2016年はGalaxyとして散々な年でした。
というのも、Galaxy Note7の発火や爆発が多発し、リコールせざるを得ない状況になりました。
キャリアによる強制通信遮断や、航空機内への持ち込み禁止といった異例の措置が取られましたね。
原因はバッテリー容量拡大のための無理な設計だったことが判明しています。
リコール後にも、正極の溶接のバリによって、絶縁テープとセパレータが破壊されてショートしたり、絶縁テープがそもそもなかったりして、再び発火や爆発が発生しました。
当時は各社のスペック争いが激しく、結果としてこのような無理な設計につながったと考えられます。
ただ、この事件以降は安全面にもかなり気を遣うようになったのではないでしょうか。
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この年には、お騒がせしたGalaxy Note7以外にGalaxy S7やS7 edgeが登場しています。
2017年:Galaxy S8登場
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2017年にはGalaxyの歴史で革新的ともいえるGalaxy S8が登場しました。
物理ホームボタンを廃止し、ベゼルレスになっています。
結果として、S8は5.8インチ、S8+は6.2インチで今のスマホに近いサイズ感になってきていますね。
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他に、リコールが相次いだGalaxy Note 7の部品を利用したGalaxy Note Fan EditionやGalaxy Note8、日本向けモデルのGalaxy Feelが発売されています。
2018年
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2018年にはGalaxy S9シリーズが登場し、S9+はGalaxyとして初めてデュアルカメラを搭載しました。
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他に、Galaxy Note9が発売されています。
このくらいの時期になると派生モデルが減っていて、ラインナップが絞られてきていますね。
2019年:Galaxy Fold登場
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2019年、サムスン初の折りたたみスマホの「Galaxy Fold」がついに登場します。
大手メーカーとしても初めての商用折りたたみスマホといえるのではないでしょうか。
形状は最新のZ Fold 4とほぼ同じで、当時から完成されていたとも言えますね。
ただ、初の折りたたみスマホということもあり、耐久性の問題が多く指摘され、4月発売予定だったのが9月に延期されました。
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他に、Galaxy S10シリーズが登場しています。
パンチホールカメラを採用したInfinity-O Displayや、超音波式画面内蔵型指紋認証センサー(S10,S10+)、トリプルレンズ(S10+)、クアッドレンズ(S10 5G)が初搭載されました。
2020年:Galaxy Z FlipとGalaxy S20 Ultra登場
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2020年にはGalaxy Z Flipが登場しました。
Galaxyの折りたたみシリーズといえば「Z」ですが、実は初登場はこの初代「Z Flip」なんです。
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また、この年はGalaxy S20 Ultraも発売されました。
派生モデルが減り、Sシリーズは以下の3モデルにラインナップが固定化されていますね。
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この年、Galaxy Note 20シリーズが出ていますが、現状最後のNoteシリーズとなっています。
NoteはS22 UltraからSシリーズに統合されていますね。
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他に、Galaxy Z Flip 5GとGalaxy Z Fold 2も発売されました。
特にGalaxy Z Fold 2は、初代から大きく実用性がアップした端末です。
2021年
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この年のSシリーズは無印、Plus、Ultraの3モデルの他に、遅れてS21 FEが出ています。
Noteシリーズは登場しなかった一方で、Galaxy S21 UltraはSペンに対応していて、NoteシリーズがSシリーズに統合される布石となっています。
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折りたたみのZシリーズは3世代目となり、Galaxy Z Flip 3とGalaxy Z Fold 3が発売されました。
2022年
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2022年はGalaxy S22、S22+、S22 Ultraが登場し、NoteシリーズはUltraへ受け継がれました。
折りたたみモデルはGalaxy Z Flip 4とGalaxy Z Fold 4が登場しています。
さすが世界一のスマホメーカー
Galaxyの歴史を振り返るとかなりたくさんのチャレンジをしてきていることが分かりますね。
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