【実機レビュー】Galaxy Buds3きた!

今回は、サムスンの完全ワイヤレスイヤホン、Galaxy Buds3の実機をお借りしましたので見ていきたいと思います。

スマホ選びの参考になれば幸いです!

今回はサムスンから実機を借りて実際に使ってみましたので、使用感などをみていきたいと思います。

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今回の動画はこちら!

Galaxy Buds3の概要

Galaxy Buds3は、Galaxyの完全ワイヤレスイヤホンの最新作です。

今回、Galaxy Buds3とGalaxy Buds3 Proの2モデルが発売されましたが、今回レビューするのはインナーイヤー型のGalaxy Buds3です。

Samsungオンラインショップ、au、ドコモで7月31日に発売されています。

Galaxy Buds3
カラーシルバー、ホワイト
形状オープン型(インナーイヤー型)
スピーカー1-way(11mm ダイナミックドライバー)
BluetoothプロファイルA2DP、AVRCP、HFP
コーデックSSC-UHQ、SSC、SBC、AAC
本体サイズイヤホン:18.1×20.4×31.9mm
充電ケース:58.9×48.7×24.4mm
重量イヤホン:4.7g
充電ケース:46.5g
バッテリー容量イヤホン:48mAh
充電ケース:515mAh
再生時間音楽:ANC On 5h/24h、ANC Off 6h/30h
通話:ANC On 3.5h/18h、ANC Off 4h/20h
防水 / 防塵IP57
マイク3マイク+VPU
接続Bluetooth 5.4
その他充電:有線 / 無線

Galaxy Buds3の外観/デザイン

Galaxy Buds3のケースはキャノピー(フタ部分)がクリアで、中のイヤホンが見える仕様となっています。

クリアで中が見えるデザインはかっこいいですが、キャノピー上部のSAMSUNGロゴは無くてもよかったかもしれませんね。

充電はケース下部のUSB-C端子を使った有線充電とワイヤレス充電の2種類が利用可能です。

イヤホン本体には左右それぞれ水色とオレンジの差し色があり、ケースにも同様のカラーが用いられています。アクセントカラーになっていて良い感じですね。

イヤホン本体は、ステム部分を中心に直線的なデザインが未来的でかっこいいと思います。

しかしながら、正直言って全体的なデザインはAppleのAirpodsにかなり似ていることは間違いないですね。

見た目だけでなく、本体の質感などもかなりAirpodsに近いので、どうしても真似に見えてしまうのは仕方ない部分です。

Galaxy Buds3の装着感/操作感

インナーイヤー型なので、イヤホン本体は耳の穴にかけて使用します。

装着感はかなり軽めで、カナル型と違って圧迫感なども少ないので長時間の使用には最適でしょう。

その分、ホールド感は少し弱く感じるので、落ちてしまいそうな感覚はあるので注意しましょう。

操作は棒状のステム部分に触れて行います。

操作方法はデフォルトでは以下のようになっています。

  • ステムの一部をつまむと再生・停止
  • 2回つまむと次の曲
  • つまみながら上下で音量調整

これらの割り当ては自由に設定可能なので、操作しやすいものを割り当てると良いでしょう。

つまむだけの動作は簡単ですが、つまみながら上下する操作は結構慣れが必要だと感じました。

Galaxy Buds3のノイズキャンセリング

Galaxy Buds3は、インナーイヤー型でありながら環境音を低減するアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しています。

ただ、カナル型ではないので環境音は実際に隙間から聞こえてしまいます。

それでも、ANCをオンにした時とオフ時では、体感としてかなり違います。

完全な静寂というわけにはいかないものの、カフェなどでも作業に集中できるレベルにはなるので、ノイズキャンセリングが働いていることはしっかり感じられました。

とはいえ、カナル型の強力なノイズキャンセリングと比べると物足りないので、ノイズキャンセリング機能を重視する方はカナル型のGalaxy Buds3 Proなどがおすすめです。

Galaxy Buds3のコーデック

Gaal Buds3が対応するコーデックはAAC、SBC、SSC、SSC-UHQの4つです。

SSCとSSC-UHQはサムスン独自のコーデックなので、Galaxy端末でしか利用できません。また、これを除けば特に音質が優秀なわけではないAACとSBCだけが残ります。

高音質コーデックのLDACやApt-X Adaptiveにも対応してほしかったところですね。

Galaxy Buds3の音質

実際に使ってみたところ、Galaxy Buds3の音質は非常に良好だと感じました。

低音から高音までしっかり鳴らしてくれますし、音の解像感は非常に高いです。

全体的にはバランス型という感じで、高音が強く出る、低音が強いといったことはありませんでした。

強いて言うなら、カナル型でない分、やはり低音は少し弱い印象です。

ただ、設定アプリからイコライザーで音質を調整することは可能で、好みの音質に近づけることはできるでしょう。

また、Galaxy端末に限られるんですが、SSC-UHQのコーデックを使用できれば、音質はさらに良くなると思います。

Galaxy Buds3のマイク音質

Galaxy Buds3のマイクで音声を収録してみましたが、周囲の騒音などもあまり拾わず、マイク性能は良好です。

実際の音声もかなりクリアなので、Web会議にも十分利用できると思います。

また、サーキュレーターの風を直接当ててテストしてみましたが、風切り音もしっかりカットされていて音声は十分聞き取れました。

Galaxy Buds3の設定アプリ

Galaxy Buds3の細かい設定などは、Galaxy Wearableのアプリを使って行います。

すでに紹介したような、操作方法のカスタマイズやイコライザの調整をすることができます。

Galaxy WearableアプリはGalaxy以外のAndroidスマホでもインストールできるので、Galaxy以外のユーザーも安心して使えるでしょう。

Galaxy Buds3のマルチポイント

Galaxy Buds3は一般的なマルチポイント接続には対応していませんが、Galaxy端末間の擬似的なマルチポイントには対応しています。

この機能はSamsungアカウントに紐付けられるので、同じアカウントでログインしているGalaxy端末間でシームレスに接続を切り替えることができます。

他社製の端末には手動で切り替える必要があるので、こちらもAppleのAirpodsに近い感覚ですね。

ただ、Appleと違って、Galaxy端末を何台も持って使っている方は少ないと思うので、実用性はそれほど高くない印象です。

Galaxy Buds3のバッテリー

Galaxy Buds3のバッテリー持ちについては、イヤホン単体だと最大5時間(ANCオン)または最大6時間(ANCオフ)、ケースを利用すると最大24時間(ANCオン)または最大30時間(ANCオフ)とされています。

実際に使ってみてもバッテリー持ちが悪いと感じることはなく、普通に使っていてバッテリーが不足することはありませんでした。

Galaxy Buds3の価格

Galaxy Buds3のSamsungの定価は27,500円です。

ドコモでは少し安い26,400円、auはSamsung公式と同じ27,500円となっています。

Galaxy Buds3
Samsung公式27,500円
ドコモ26,400円
au27,500円

非カナル型でありながら音質もノイズキャンセリングも非常に良好

実際にGalaxy Buds3を使ってみて、カナル型の圧迫感が嫌という方にはかなりおすすめなイヤホンだと感じました。

着け心地の軽いインナーイヤー型で、ここまでノイズキャンセリングが効くのも非常に良いですし、音質も悪くありません。

一部機能はGalaxy製品に限られますが、イヤホンとしてはGalaxy製品を使っていなくても十分使えると思います。

ただ、マルチポイント機能はGalaxy端末間に限られており、ユーザーを囲い込みたいのは分かりますが、シームレスさには欠けると感じました。

とはいえ、イヤホンとしては非常に優秀なので、Galaxyユーザーの方を中心におすすめのイヤホンです。

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