Galaxy Note 10 Plusを購入レビュー。スペックやカメラ性能も。

ついにグローバルで発売されたGalaxy Note 10+。

今回も無事発売直後に海外版を購入できましたので、しっかりレビューしていきます。

Galaxy Note 10+のCPU性能

CPUは現在最高峰のスペックを誇るSnapdragon 855を採用しています。地域によってはサムスンのCPUであるExynos 9825になります。どちらにせよ2019年のスマートフォン史上最高なのでサクサクなことは間違いありません。

Galaxy Note 10+のメモリ・ストレージ容量

Galaxy Note 10+はメモリ(RAM)は12GB、ストレージ容量(ROM)は256GBもしくは512GBです。これだけ容量があればまったく問題ないです。

私は256GBにしましたが十分すぎます。メモリもスマホで12GBって恐ろしいスペックですよ。

Galaxy Note 10+のディスプレイサイズ・重量

Galaxy Note 10+はディスプレイが6.8インチ、重量は196gです。

6.8インチというタブレットサイズでありながら、前作Galaxy Note 9とほとんど変わらないサイズでおさめてきたのは非常に素晴らしいです。パンチホールを採用し、上下のベゼルもかなり削ったからこそ実現できたわけです。この技術力に脱帽。

実際の重量も見た目ほど重くないという印象です。

Galaxy Note 10+のディスプレイ画質

Galaxy Note 10+は解像度1440 x 3040でHDR+対応のInfinity O AMOLEDディスプレイを採用しています。高精細かつコントラスト比も高い有機ELディスプレイで写真も動画も鮮やかに楽しめます。

Galaxy Note 10+のバッテリー容量

Galaxy Note 10+のバッテリー容量は4,500mAhです。

サイズも大きい分十分なバッテリー容量を備えています。またAIにより学習しバッテリー持ちを最適化してくれます。

バッテリー持ちは後ほどレビューいたします。

Galaxy Note 10+のカメラ性能

Galaxy Note 10+は望遠12MP+広角12MP+超広角16MP+ToFセンサーのクアッドカメラを搭載しています。基本のレンズ構成はGalaxy S10と変わりませんが、ToF(深度)センサーが追加されています。

これにより被写体との距離感の精度が上がり、よりボケの精度がさらに増しています。

Galaxy Note 10+の防水性能

Galaxy Note 10+の防水防塵性能はスマートフォンにおいて最高レベルであるIP68に対応しています。連続的に水中においていても大丈夫というレベルです。安心できます。

Galaxy Note 10+はおサイフケータイに対応している?

未確定ですが、これまでの経緯からして日本モデルはFelicaやおサイフケータイに対応するでしょう。海外版は非対応です。

Galaxy Note 10+はDSDS、DSDVに対応している?

Galaxy Note 10+の海外版はデュアルSIM・DSDVに対応しています。しかし国内版はシングルSIMのみになります。

Galaxy Note 10+のカラーバリエーション

Galaxy Note 10+はオーラグロー、オーラホワイト、オーラブラックの3色のカラーバリエーションです。オーラグローはとにかくキラッキラ。角度によって非常にあざやかに色が変わるレインボーカラーとなっています。オーラホワイトとオーラブラックは非常に落ち着いた色でカッコいいです。Galaxy S10+のセラミックホワイトやセラミックブラックのようなカラーとなっています。

Galaxy Note 10+の実機レビュー

それでは実際に届いたGalaxy Note 10+をレビューしていきましょう。

カメラはGalaxy Noteシリーズ初の超広角レンズ搭載!さらにToF(深度)センサー搭載のクアッドカメラになりました

Galaxy Noteシリーズ初となる超広角レンズをついに搭載してきました。Galaxy S10ではすでに搭載されていましたがフラッグシップモデルGalaxy Noteでも念願の搭載です。

超広角レンズはとにかくおさめられる情報量が圧倒的でとにかく楽しい

超広角レンズの何が良いかと申しますと、同じ場所で撮影しても画角が広がるわけです。魚眼レンズとかあれに近い感じです。

というわけでまずは通常どおり撮影。

Galaxy Note 10+で通常通り撮影。

続いて超広角。

Galaxy Note 10+で超広角で撮影。

おさめられる情報量が段違いでしょ?これは景色の撮影などに非常に活かせるわけです。

ToF(深度)センサー搭載でボケの精度がさらにアップ

そしてGalaxy Note 10+ではGalaxyシリーズ初となるToF(深度)センサーを搭載しました。ToFセンサーがあることで、被写体との距離感を正確に測ることができるので、ボケなどのエフェクトの精度がアップしています。

ぼかしレベル0で撮影。

ということでボケ加減をしっかり味わえるライブフォーカスモードで撮ってみましょう。これはぼかしレベル0です。一番ボケていない状態です。

それを最大のぼかしレベル7にしてみましょう。

ぼかしレベル7で撮影。

どうですか、このボケ加減。かなりしっかりボケているでしょう。測距の精度も上がっており境界もかなり綺麗です。

エフェクトをかけてみたところ。

こんなエフェクトもかけることができます。

これがクアッドレンズカメラの力です。

定評のある食事モードは今回も健在。飯テロ量産しまくり

そしてAIによる自動補正ですが、Galaxyの食事モードは非常に美味しそうに撮れることに定評がありますが、Galaxy Note 10+でも健在です。

Galaxy Note 10+の食事モードで撮影。

どうですか。かなり鮮やかな色合いで美味しそうに撮れています。

これを試しにiPhone XSで撮ってみましょう。

おぉ、全然違う。Galaxy Note 10+のを見たあとだとちょっとキツイですね。

AIによる自動補正はほんとに賢い

AIが非常に優秀で例えばこんな状態でもしっかりスニーカーを認識して「スニーカーモード」に切り替わってくれます。

画面の右下に靴のマークが出ていますね。ていうか「スニーカーモード」っていう超細かいシーン分けにも脱帽。

ノッチ形状はピンホール型で全然目立たない

Galaxy Note 10+ではインカメラなどはピンホールという形状で画面内に取り込まれました。

これがほんとに小さくて全然目立ちません。おかげで画面の超巨大化に貢献してくれています。

ディスプレイサイズは圧巻の6.8インチ!タブレットサイズながら大きさは前作Galaxy Note 9レベル

画面サイズは6.8インチと圧巻の大画面です。

最近はGalaxy Noteシリーズでも画面サイズがiPhone XS MaxやGalaxy S10+などに追いつかれていましたが、やはりGalaxy Noteシリーズは他の機種を完膚なきまでに叩き潰すほど巨大画面で圧倒してほしいものです。今回6.8インチという巨大画面を搭載することでようやくそういった機種の追随を許さないものとなりました。

Chromeでウェブページを見るのもこんなに広々見ることができます。

Kindleも見やすい。

しかもこれだけ大画面なのに本体サイズは前作Galaxy Note 9とほぼ変わりません。もうこれだけでも買いなわけです。

Galaxy Note 10+を写真でレビュー

Galaxy Note 10+のデザインをたくさんの写真で見てもらいましょう。

色はオーラグローが超おすすめ。

カラーはオーラグローが圧倒的おすすめ。レインボー系のカラーなんですが、角度によって見える色が違います。基本はシルバーに近いですが青っぽく見えたりオレンジっぽく見えたり、かなり変化します。

これは手にした時驚きますよ。

イヤホンジャックは非搭載

ついにイヤホンジャックがなくなってしまいました。この流れ、もう誰にも止められない。

Bixbyボタンは廃止

あの誰も得しなかった突起物、Bixbyボタンはついに廃止になりました。祝勝会をやりたいぐらいです。

電源ボタンの位置に戸惑う

なぜか電源ボタンや音量ボタンが本体左に配置されています。これがもう戸惑う。左手で本体を持った時に人差し指で電源ボタンを探してしまうんですね。そこにはもうないのに。これは慣れが必要です。

クアッドレンズが縦並びに

Galaxyといえば横並びのレンズでしたが、ついに縦並びになりました。しかしこれもまたカッコいい。

Sペンでできること

Galaxy Note 10+のSペンはほんとにいいですよ。

  • 手書きでノートをとる
  • スマート選択で好きなものを切り取れる
  • ライブメッセージで手書き文字の動画をシェアできる
  • 選択した文や単語を翻訳する

こんなにたくさんの機能を使うことができます。写真切り取ったりとか翻訳とか、ほんとによく使います。

Sペンについてはこちらに詳しく記事にしています。

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Galaxy Note 10+の付属品

Galaxy Note 10+の付属品はこんな感じ。

  • イヤホン
  • TPUクリアケース
  • ACアダプタ
  • USB C変換コネクタ

これらのものがついてきます。

はじめからTPUケースがついてくるのは嬉しいですね。すぐ黄ばんじゃうんですが、いっときはこれでしのげます。

イヤホンはもちろんAKG製です。これだけでもお得感ありますね。イヤホンジャックがなくなったので今回からUSB C直挿しのものとなりました。

Galaxy Note 10+はドコモやauやソフトバンクから発売される?

国内キャリアからのアナウンスはまだありませんが、昨年の実績どおりいけばドコモとauから発売されるでしょう。

とはいえ、今回は無印Galaxy Note 10とGalaxy Note 10+があるので、Galaxy Note 10+はドコモのみという感じも考えられます。

Galaxy Note 10+の国内発売日はいつ?

国内はドコモ・auともに10月18日発売となりました。

Galaxy Note 10+のAntutuベンチマークの結果

大体の人にはどうでも良いけど一部のオタクはめちゃくちゃ気になるAntutuベンチマークの結果を見てみましょう。

  • 総合:369,605
  • CPU:115,765
  • GPU:158,609

全体でいうとOne Plus 7 Proの次の2位につけています。あれだけハイスペックだったGalaxy S10よりもさらに進化していることがわかります。

っていうかぶっちぎりで1位かと思ったんですが、One Plus 7 Proもなかなかやりますね。

Galaxy Note 10+の発熱は気になる?

画像処理や動画編集などをしていても全然熱くならないです。これはベイパーチャンバー(蒸気による排熱機構)を搭載した効果が大きいと思われます。

まとめ

Galaxy Note 10+は間違いなく世界一のフラッグシップモデルです。6.8インチの大画面は写真を見るにも動画を見るにもペンで書き込むのも最高の環境です。

さらに圧巻のクアッドカメラは超広角レンズで目の前に広がる風景を切り取るのが楽しくてしょうがなくなります。おまけに何も考えなくても超賢いAIで自動的に映える加工を施してくれます。

これだけ詰め込みながら本体サイズは前作のGalaxy Note 9とほぼ変わらないので扱いやすいです。

Galaxy Note 10+はこれ以上のモデルはありませんので、お金が許すなら正直買って損はありません。

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