今回は、迷いやすいiPhoneの選び方について解説していきます。
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現在のiPhoneのラインナップ
現在のiPhoneは大きく分けて以下の3シリーズがラインナップされています。
- Proモデル(高性能な最上位モデル)
- 標準モデル(ナンバリングの通常モデル)
- SEシリーズ(廉価モデル)
Proと標準モデルはサイズ違いの2モデルが存在しています。
いずれのシリーズも処理性能自体はかなり高く、Androidスマホならハイエンドに当たる性能をどのモデルも備えています。
そのため、基本的にはサイズやカメラ性能で選んでいくことになりますね。
iPhone選びのよくある失敗と選び方
①本体が大きすぎる、重すぎる
iPhoneに限らず最近のスマートフォンが大型化が進んでいます。
そのため、数年ぶりに機種変すると「大きすぎ」「重すぎ」と感じることも多いのではないでしょうか。
このような失敗を防ぐには、コンパクトなiPhone SEやminiモデルがおすすめです。
6.1インチの標準モデルも取り回しはそこそこ良いですね。
また、Proモデルにも6.1インチのものがありますが、こちらはサイズは比較的小さいものの重量がそこそこあるので注意しましょう。
②画面が小さくて使いにくい
最近のiPhoneの画面サイズはおもに4種類あります。
- 6.7インチ(Pro Max、 Plus)
- 6.1インチ(Pro、無印)
- 5.4インチ(12 mini、13 mini)
- 4.7インチ(SE2、SE3)
どちらかと言うと5.4インチや4.7インチモデルだと小さいと感じることが多いですね。
逆に6.7インチのモデルだと大きすぎて操作しにくいと感じやすいと思います。
そのため、取り回しの良さと画面サイズの大きさを両立したいなら6.1インチモデルがおすすめです。
実際のサイズが気になる場合は量販店などで実機をチェックすることをおすすめします。
③新しい機種なのにバッテリー持ちが悪い
最近のiPhoneの中でバッテリー持ちが良くないとされるのはminiモデルとSEシリーズの2モデルですね。
本体サイズの小ささからバッテリー容量が少なめなのが原因で、iPhoneはチップセットが高性能なので消費電力も多いことが影響しています。
バッテリー持ち重視なら6.1インチ以上の無印モデルやProモデルがおすすめです。
特に、最上位のPro Maxモデルのバッテリー持ちはかなり優秀なので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
④カメラの画質が悪い
ナンバリングシリーズのiPhoneのカメラは基本的に優秀ですが、廉価モデルのSEシリーズのカメラ性能は低いので新しく買ってがっかりすることもあるかもしれません。
カメラ性能を求めるならSEシリーズ以外がおすすめで、より追求する場合は望遠レンズ搭載のProモデルがおすすめです。
⑤ストレージ容量が足りない
iPhoneのストレージ容量は主に以下のバリエーションが存在します。
- 64GB(SE、12までのナンバリングモデル)
- 128GB
- 256GB
- 512GB(ナンバリングモデルのみ)
- 1TB(Proモデルのみ)
メイン機としてがっつり使う場合は、最低でも128GBは欲しいですね。
また、最近の重めのゲームはデータ容量も多いので用途によっては256GB以上あると安心です。
写真の容量が増えてきたらiCloudなどのクラウドストレージの活用もおすすめです。
iPhone選びの注目ポイントまとめ
iPhoneはどのモデルを選んでも基本的な性能は高いので、普段の動作で不満を感じることはほとんど無いと思います。
その分、サイズやカメラなどの面で失敗しがちなのではないでしょうか。
特にサイズはバリエーションが広いので実機をチェックしてから判断することをおすすめします。
また、カメラ性能、バッテリー持ちは本サイトのレビューもチェックしてみてくださいね。
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【2023年最新】iPhoneの選び方を徹底解説!【iPhone 15・iPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Max・iPhone SE】
今回は、2023年最新のiPhoneの選び方について、解説したいと思います。
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iPhoneのラインナップをおさらい
まずは現行のiPhoneのラインナップをおさらいします。
標準モデル
無印モデルとも呼ばれるナンバリングモデルの標準にあたるiPhoneですね。
iPhone 15やiPhone 14などが挙げられます。
6.1インチモデル以外にサイズ違いのmini(5.4インチ)やPlus(6.7インチ)が存在します。
最新モデルはiPhone 15/15 Plusです。
Proモデル
ナンバリングモデルの上位モデルに位置づけられるiPhoneですね。
こちらもサイズ違いで6.1インチのProと6.7インチのPro Maxが存在します。
最新モデルはiPhone 15 Pro/15 Pro Maxで、今作はカメラ性能に若干の差が付けられています。
iPhone SE
iPhone SEシリーズは旧モデルの筐体を流用した廉価モデルです。
カメラやディスプレイなどの性能は低いものの、処理性能はナンバリングモデル並みに高いことが特徴ですね。
最新モデルは2022年登場のiPhone SE(第3世代)です。
用途別おすすめのiPhoneの選び方
特にこだわりはなく普通に実用的なモデルが欲しい人
特にこだわりのない一般的なユーザーの場合、基本的には標準モデルを選んでおけば問題ないと思います。
ここでProモデルと標準モデルの大きな違いを見ておきましょう。
- リフレッシュレート(画面の滑らかさ):Proモデルは120Hz、標準モデルは60Hz
- カメラ:Proモデルは望遠ありの3眼、標準モデルは広角+超広角の2眼
- SoC:iPhone 14シリーズから標準モデルは1世代型落ちのSoCを搭載
リフレッシュレートはゲームガチ勢で無ければ60Hzでもそこまで困ることはありません。
カメラもズーム性能にこだわらなければ標準モデルで十分実用的ですね。
iPhone 15の場合は48MPに高画素化したのでかなり綺麗な写真が撮れるようになりました。
SoCについても、最近は1世代前でも十分高性能なので全く問題ありません。
特にiPhoneのチップはかなり高性能なので心配する必要は無いですね。
標準モデルであればSEほどのスペックダウンも無いので、基本的な普段使いでストレスも感じにくいのではないでしょうか。
おすすめのiPhone標準モデル
より高性能なカメラやDynamic Islandが気になる人には最新のiPhone 15がおすすめです。
特に、カメラは48MPに高画素化したので非常に良くなっています。
背面がマット仕上げになって触り心地もこれまでのモデルから向上しました。
最新モデルなのでキャリアの投げ売りなどは基本的に行われておらず、今のところコスパで選ぶモデルではありません。
最新機能などが無くてもいい場合、型落ちのiPhone 14/13がおすすめです。
こちらも普段使いならまだまだ高性能で実用的ですし、最近は投げ売りが充実しているのでコスパ的にも非常に魅力的です。
iPhone 15 | iPhone 14 | |
---|---|---|
発売日 | 2023年9月22日 | 2022年9月16日 |
SoC | A16 Bionic | A15 Bionic |
メモリ | 6GB | 6GB |
Geekbench6 | シングル:2,422 マルチ:5,886 | シングル:2,253 マルチ:5,613 |
3DMark | 3,249(Wild Life Extreme) | 2,855(Wild Life Extreme) |
ディスプレイ | 6.1インチ 60Hz駆動有機EL | 6.1インチ 60Hz駆動有機EL |
本体サイズ | 71.6×147.6×7.8mm | 71.5×146.7×7.65mm |
重量 | 171g | 173g |
バッテリー容量 | 不明 | 3,279mAh |
GSMArena バッテリーテスト | 98h | 90h |
メインカメラ | 48MP(広角F1.6)+12MP(超広角F2.4) | 12MP(広角F1.6)+12MP(超広角F2.4) |
ゲーム性能、カメラ性能にこだわりたい人
よりこだわりがある方にはProモデルがおすすめですね。
ゲームは標準モデルでも十分遊べますが、より滑らかな表示や、長時間プレイ時の安定性を求めるならProモデルが最適です。
特に最新のiPhone 15 Proシリーズはグラフィック性能にかなり力を入れています。
また、カメラは望遠カメラがあるのでズーム性能を求めるならProモデルがおすすめですね。
カメラはプロユースも想定されたものなのでかなり高性能なものに仕上がっています。
ただ、一般ユーザーにとってはオーバースペックとも言えるレベルなので、「買ったものの使いこなせない」可能性も十分考えられます。
iPhone 15 Proシリーズはチタン素材を採用したことで一気に軽量化しましたが、14 Proシリーズまでは標準モデルと比べてかなり重い点に注意が必要です。
おすすめのiPhone Proモデル
今から買うなら最新のiPhone 15 Proをおすすめします。
前モデルからスペックはそれほど変わっていませんが、チタン素材の採用で軽量化に成功しました。
体感できるレベルで軽くなっているので、使い心地がかなり向上しています。
また、6.7インチの大画面を搭載したiPhone 15 Pro Maxだと、より迫力あるゲーム体験が可能です。
Proモデルは型落ちモデルでもそれほど安くなっておらず、投げ売りもほぼ行われません。
リセールバリューも高いので、わざわざ型落ちを買うよりも思い切って最新モデルを買った方がお得なことが多いです。
iPhone 15 Pro | |
---|---|
発売日 | 2023年9月22日 |
SoC | A17 Pro |
メモリ | 8GB |
Geekbench6 | シングル:2,894 マルチ:7,175 |
3DMark | 3,586(Wild Life Extreme) |
ディスプレイ | 6.1インチ 120Hz駆動有機EL |
本体サイズ | 70.6×146.6×8.25mm |
重量 | 187g |
バッテリー容量 | 不明 |
GSMArena バッテリーテスト | ‐ |
メインカメラ | 48MP(広角F1.78)+12MP(超広角F2.2)+12MP(3倍望遠F2.8) |
最低限のスペックで良いからiPhoneが欲しい人
とにかく安いiPhoneが欲しい場合、廉価モデルのiPhone SEがおすすめです。
ディスプレイやカメラは時代遅れなものになっていますが、処理性能がかなり高いことが特徴です。
普段使いなら動作にストレスを感じることは無く、普通に実用的な一台です。
ただし、その他のカメラなどのスペックは結構控えめなので、「スマホをそれほど触らない」「そこまで性能を求めない」というような方におすすめですね。
おすすめのiPhone SE
今から買うなら最新のiPhone SE(第3世代)をおすすめします。
SoCはiPhone 13シリーズ、iPhone 14の標準モデルと同じA15 Bionicで、処理性能自体はかなり高く、重めのゲームも十分楽しめるレベルです。
ただ、それ以外の性能は控えめです。
スマホをがっつり使う方よりはあまり使わない方におすすめですね。
また、アップデートが終了したiPhone 8と筐体が同じモデルなので、iPhone 8からの乗り換えにもおすすめです。
iPhone SEであればキャリアの投げ売りが多く行われており、最近は一括案件も見られるようになりました。
中古白ロムも3~4万円台で買えるのでコスパはかなり優秀です。
iPhone SE(第3世代) | |
---|---|
発売日 | 2022年3月18日 |
SoC | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
Geekbench6 | シングル:2,278 マルチ:5,616 |
3DMark | 2,293(Wild Life Extreme) |
ディスプレイ | 4.7インチ 60Hz駆動液晶 |
本体サイズ | 138.4mm×67.3mm×7.3mm |
重量 | 144g |
バッテリー容量 | 2,018mAh |
GSMArena バッテリーテスト | 62h |
メインカメラ | 12MP(F1.8 広角) |
iPhoneは「スマホをどれくらい活用するか」で選ぶべし
iPhoneはどのモデルも処理性能が高いことが特徴です。
そのため、差別化されているカメラなどの機能で決めていくことになっていきます。
具体的には、自分の用途とどのスペックのモデルが適しているかを考えることがポイントですね。
ゲームをどれくらいするか、カメラをどんな用途に使うかなどの具体的な活用のレベルで判断すると選びやすいのではないでしょうか。
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