iPhone 16 Pro MaxとXperia 1 Ⅵはどっちを買うべき?|サイズ・性能・カメラの違いは?

今回は、iPhone 16 Pro MaxとXperia 1 Ⅵのどちらを買うべきか、スペックを比較して解説します。

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サイズ感

引用:Apple

サイズはiPhone 16 Pro Maxの方が少し横に長いですね。

iPhone 16 Pro Maxの横幅は77.6mmもあり、スマホの中でも特に大きいです。

Xperia 1 Ⅵも74mmあるのでそこまでスリムではないものの、iPhone 16 Pro Maxよりはスリムで持ちやすいと思います。

一方、縦方向のサイズは、Xperia 1 Ⅵの上下ベゼルが太いためそこまで違いがありません。

重量はiPhone 16 Pro Maxが227g、Xperia 1 Ⅵは192gと、30g以上の差があります。

横幅がスリムなことと、重量の差が結構大きいので、やはりXperia 1 Ⅵの方が携帯性は優秀です。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
サイズ77.6×163×8.25mm74×162×8.2mm
重さ227g192g
画面サイズ6.9インチ6.5インチ

外観、デザイン

引用:SONY

iPhone 16 Pro MaxとXperia 1 Ⅵのデザインを比べると、方向性はかなり異なります。

Xperia 1 Ⅵの方が少し無骨な雰囲気で、カメラ周りもXperia 1 Ⅵの方がスッキリしていますね。

引用:Apple

ただ、方向性が違うだけでどちらも高級感はしっかりあると思います。

チタン素材を使用したiPhone 16 Pro MaxはiPhoneらしい上品な高級感があり、Xperia 1 Ⅵはカメラのような道具としての重厚感が感じられます。

方向性は大きく異なるので、好みはかなり分かれそうなポイントですね。

ディスプレイ

引用:Apple

ディスプレイサイズは0.4インチほどiPhone 16 Pro Maxの方が大きくなっています。

Xperia 1 Ⅵが今年からiPhoneと同じ画面比率になったので、純粋にiPhone 16 Pro Maxの方が大きいです。

ディスプレイパネルはどちらも有機EL、リフレッシュレートは最大120Hzとなっています。

発色や滑らかさに大きな優劣は無いでしょう。

引用:SONY

画面輝度はiPhone 16 Pro Maxはかなり高い一方、Xperia 1 Ⅵの画面輝度は数値不明です。

ただ、Xperia 1 Ⅵも実際は十分明るく、普段使いに困るレベルではありません。

基本的にはディスプレイ性能でそこまで大きな差はありません。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
サイズ6.9インチ6.5インチ
種類有機EL有機EL
リフレッシュレート最大120Hz1〜120Hz可変式
最大輝度最大輝度1,000ニト(標準)
ピーク輝度1,600ニト(HDR)
ピーク輝度2,000ニト(屋外)
数値不明
※Xperia 1 Ⅴ比約1.5倍

処理性能

引用:Apple

SoCはiPhone 16 Pro MaxはA18 Pro、Xperia 1 ⅥはSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。

RAMはiPhone 16 Pro Maxが8GB、Xperia 1 Ⅵは12GBか16GBです。

実際の性能はiPhone 16 Pro Maxの方が高いですね。

ベンチマークスコア自体はかなりの差があるものの、Xperia 1 Ⅵも十分高性能です。

どちらを選んでも重めのゲームまで快適に楽しめるため、使用感自体はそこまで差がないと言えるのではないでしょうか。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
SoCA18 ProSnapdragon 8 Gen 3
RAM8GB12/16GB
GeekBench6シングル:3,018
マルチ:7,751
シングル:2,125
マルチ:6,119
3DMarkスコア4,731(Wild Life Extreme)4,731(Wild Life Extreme)

バッテリー持ち

引用:SONY

iPhone 16 Pro Maxは噂時点では前モデルよりもバッテリーが増量し、4,676mAhになりました。

Xperia 1 Ⅵは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

Xperia 1 Ⅵは、画面解像度の変更や可変リフレッシュレートの採用でバッテリー持ちは大幅に向上しました。

ハイエンドスマホの中でもトップクラスの持ちを実現しています。

一方、iPhone 16 Pro MaxもSoCの電力効率改善によりバッテリー持ちが向上しました。

GSMArenaのテストではiPhone 16 Pro Maxが17時間18分、Xperia 1 Ⅵは17時間27分という結果を記録しています。

ほとんど差がなく、どちらもスマホの中で最高レベルのバッテリー持ちです。

どちらを選んでも1日半〜2日くらいは使えるので、バッテリー持ちを心配する必要はありません。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
バッテリー容量4,676mAh5,000mAh
GSMArena
バッテリーテスト
17時間18分17時間27分

カメラ

引用:SONY

カメラはどちらも広角+超広角+望遠のトリプルレンズ構成となっています。

メインの広角はどちらも48MPの高画素センサーを搭載しています。

センサーサイズはiPhone 16 Pro Maxが1/1.3インチ、Xperia 1 Ⅵが1/1.35インチとなっており、ほぼ差がありません。

どちらもスマホのカメラとしては大型センサーなので、暗所撮影でも綺麗に撮影することができます。

実際の仕上がりではどちらも優秀ですが、Xperiaの方が細部の処理が弱い傾向にあります。

引用:Apple

超広角はiPhone 16 Pro Maxの方が48MPで高画素になっており、広い画角でも高精細な写真が撮れるようになっています。

望遠はiPhone 16 Pro Maxが5倍、Xperia 1 Ⅵは3.5〜7.1倍の可変式を採用しています。

Xperia 1 Ⅵは可変式なのでカバーできる倍率が広い上、最大倍率も高いため、光学ズームについてはXperia 1 Ⅵの方が優秀と言えます。

また、全体的な色味はXperia 1 Ⅵの方が自然に仕上がりやすいので、そこも判断ポイントの1つになるでしょう。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
インカメラ12MP(F1.9)12.2MP(F2.0)
アウトカメラ1(広角)48MP(F1.78 1/1.14インチ)48MP(F1.9 1/1.35インチ)
アウトカメラ2(超広角)48MP(F2.2)12MP(F2.2)
アウトカメラ3(望遠)12MP(F2.8)12MP(F2.3-3.5)
テレマクロ対応
ズーム性能光学2倍(クロップズーム)
光学5倍
デジタル最大25倍
光学2倍(クロップズーム)
光学3.5〜7.1倍
デジタル最大21倍

その他スペック

防水防塵はどちらもIP68で問題なく使えます。

生体認証はiPhone 16 Pro Maxが顔認証のみ、Xperia 1 Ⅵは指紋認証のみを搭載しています。

iPhoneとXperiaどちらも頑なに指紋と顔どちらかを続けてきており、好みが分かれるポイントです。

ワイヤレス充電はどちらも対応ですが、速度が異なります。

iPhone 16 Pro MaxはMagSafeで最大25Wに対応しました。

Xperia 1 Ⅵは詳細な数字は不明ではあるものの、Qi規格対応なので最大でも15Wです。

最大25Wだとそこそこ速いので、ワイヤレス充電の実用性で言えばiPhone 16 Pro Maxがおすすめです。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
防水防塵IP68IP68
生体認証顔認証電源ボタン一体型指紋認証
おサイフケータイ対応対応
ワイヤレス充電対応
MagSafe最大25W
Qi2最大15W
対応
Qi最大15W?

価格

引用:イオシス

直販価格はiPhone 16 Pro Maxが189,800円、Xperia 1 Ⅵが189,200円でほぼ同じとなっています。

キャリア価格はiPhone 16 Pro Maxが23万円台、Xperia 1 Ⅵは21万円前後です。

キャリアではiPhone 16 Pro Maxの方が強気の価格設定になっていますね。

ただ、残価設定プログラムはiPhone 16 Pro Maxの方が安い傾向にあります。

特に、ドコモでは2年後返却実質100,980円に設定されています。

Xperia 1 Ⅵは、最安でもauで2年後返却実質134,800円です。

残価設定プログラムを使う場合は、iPhone 16 Pro Maxの方がお得感がありますね。

ただ、Xperia 1 Ⅵはすでにイオシスなどの白ロムがそこそこ安くなってきています。

現在は13万円前後から購入可能で、中古Aなどの状態の良い商品なら、15〜16万円前後です。

iPhone 16 Pro Maxは白ロムもしばらく安くならないので、一括ならXperia 1 Ⅵの方が安く買いやすいと思います。

iPhone 16 Pro MaxXperia 1 Ⅵ
アップルストア189,800円〜
ソニー直販189,200円〜
残価設定クレジット:1年後返却実質95,200円
ドコモ236,940円〜
いつでもカエドキプログラム:2年後返却実質100,980円
209,440円
いつでもカエドキプログラム:2年後返却実質160,600円
au233,000円
スマホトクするプログラム:2年後返却実質138,450円
※新規・MNP・機種変更5,500円割引
214,800円
スマホトクするプログラム:2年後返却実質134,800円
※新規11,000円引き、MNP 22,000円引き、機種変更5,500円引き
ソフトバンク236,160円
新トクするサポート(プレミアム):1年後返却実質59,040円+25,300円+保証料
※MNP/22歳以下新規21,984円引き
210,960円
新トクするサポート(プレミアム):1年後返却実質67,500円+12,100円+保証料
※MNP/22歳以下新規21,984円引き
楽天モバイル224,800円
買い替え超トクプログラム:2年後返却実質112,392円
イオシス132,800円〜(中古C利用制限▲)
じゃんぱら159,980円〜(中古B)

普段使いならどちらも優秀、携帯性とカメラに差

Xperia 1 Ⅵが今作から大衆向けに方向転換したことで、iPhone 16 Pro Maxとの差は意外と少なくなっています。

どちらを選んでも十分高い処理性能と優秀なバッテリー持ちが手に入るでしょう。

分かりやすく差が付いているのは携帯性です。

特に重量は30g以上の差があり、携帯性重視ならXperia 1 Ⅵをおすすめします。

カメラも性能自体はどちらも高いものの、Xperia 1 Ⅵの方が画像処理が弱く、ノイズなどに弱い傾向にあります。

ただ、可変式望遠を搭載していることや、自然な色味で撮れることはXperia 1 Ⅵのカメラの魅力と言えます。

デザインや撮れる写真の仕上がりは好みが分かれやすいので、今回の内容を参考に検討してみてください。

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