先日新しいKindle Oasisを購入しました。私は本は週1冊は必ず読むのですが、全部Kindleの電子書籍で読んでいます。
なので読書端末は非常に重要なんです。最近はiPad Pro 11インチで読んでいたんですが、いかんせん読書となると大きすぎます。雑誌なら読みやすいサイズですが、新書となると目線の移動距離が大きく少し疲れるんですね。
ということでこれまでもiPad miniやKindle Paperwhiteなどさまざまな読書端末を試してきた私が最新作のKindle Oasisのレビューをおこなっていきます。
Kindleとは
KindleとはAmazonの電子書籍の名前です。AmazonやKindleストアからネットやアプリで直接電子書籍が購入できます。
Kindleのメリット
- 実際の書籍と違って在庫切れの心配がない
- 書店まで行く必要がなく、いつでもどこでも購入できる
- 電子データなので大量に持ち歩いても重たくないしかさばらない
- 紙の書籍より安い
Kindleはこれだけたくさんのメリットがあります。特にたくさん持ち歩けるというところと、印刷などの手間がかかっていないので紙の書籍より価格が安いところが良いです。
Kindleのデメリット
- 中古本を売ることができない
- 本の所有欲を満たすことはできない
デメリットはこんなところです。実際の書籍ではないので中古本を売ったりということはできません。とはいえ、本の買取って50円とかそのレベルなので、自分は軽くていつでも購入できるKindle版を選んでいます。
また直接書き込みができないとお思いかもしれませんが、iPhoneやiPadとの連携で必要なページをスクショしてノートアプリで思う存分書いたり貼ったり編集できます。
最近ではKindle Oasisで読んで、良い文節があったら文節にラインを引いてページをブックマークし、iPad Proでそこを開いてノートアプリで好きなように書きなぐっています。
iPad Proでノートアプリでメモする様子はこちらに記事にしています。
Kindle Oasis 新旧モデル比較
Kindle Oasisの旧モデル(第9世代)と比較してみましょう。
スペック比較
まずはスペックを比較してみましょう。
Kindle Oasis(第10世代) | Kindle Oasis(第9世代) | |
---|---|---|
価格 | 29,980円〜 | 24,980円〜 |
容量 | 8GB,32GB | 8GB,32GB |
ディスプレイ | 次世代電子ペーパー技術採用7インチAmazon Paperwhiteディスプレイ | Carta電子ペーパー技術採用7インチAmazon Paperwhiteディスプレイ |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
サイズ | 縦159mm×横141mm×厚み3.4(8.4)mm | 縦159mm×横141mm×厚み3.4(8.3)mm |
防水性能 | IPX8等級 | IPX8等級 |
バッテリー | 最大6週間利用可能 | 数週間利用可能 |
スペックだけ見ると旧モデルとほぼ同じです。見た目も同じ。しかしスペック表ではわからない部分が進化しています。
進化した点
- 色調調整ライト搭載
- 明るさの自動調整昨日搭載
この2点により大きく進化しました。色調調整は後ほど写真で見ていただきますが、オレンジっぽい画面に調整することができ、より目が疲れにくく読みやすくなっています。
また明るさ調整も今までなんでなかったのかというぐらいの機能ですが、部屋や姿勢を変えても明るさが自動で調整されるのでとても快適になりました。これはほんとに重要な進化です。
Kindle Paperwhiteと比較
Kindle Papaerwhiteも使用していましたので、そちらとも比べてみましょう。
Kindle Oasisのほうが良い点
- 片手で持ちやすい
- ページ送りもしやすい
- 色調調整で目が疲れにくい
- フラットなディスプレイのかっこよさ
- 高級感
Kindle Oasisはこういったところが勝っています。特に考えられたボディ形状により読むのもページをめくるのもすべて片手で済んでしまうところが非常に良いです。
ソファでくつろぎながら横になって本を読むというのが圧倒的にしやすいです。
iPhoneやiPadなどのタブレットやスマホとの比較
iPhoneやiPadでもKindleアプリで読むことができます。それでもKindle Oasisをおすすめする理由はこんなにあります。
- 7インチの画面サイズがちょうど良い
- 本体が軽いので長時間読んでも手がだるくない
- 電子ペーパーにより目が疲れにくい
- 片手で持ちやすい形状
- ページ送りボタンにより片手でページ送りができる
- アスペクト比が読書に最適
7インチというサイズ感とすごく軽いので、長時間読むのにも、どこかに持っていくのにも全然苦にならないのがすごく大きいです。
また最近のスマホは縦長の画面が主流なので、本を読むにはあまり向いていないです。ウェブと違って縦書きなので、縦方向の目線移動が大きい割に横の情報量が少ない。その点 Kindle Oasisならほぼ新書と変わらない比率なので問題ありません。
新書は読みやすいか
それでは実際にKindle Oasisで新書を見てみましょう。
はい、圧倒的に読みやすいですね。というか読んでいる感覚としては本物の新書とほとんど変わりません。
漫画やコミックは読みやすいか
漫画も非常に読みやすいです。
見開きの表示
このように見開きの表示も問題ありません。
見開きページには下にポップアップが表示されますので、そこをクリックすると横向きになり見開き全体が表示されるようになっています。
色調調整による変化
今回のKindle Oasisに追加された色調調整の機能をみてみましょう。
こちらは最大限に白っぽくした様子。従来モデルに近い感じですね。パリッとした見た目です。
こちらは最大限に暖かくした様子。Kindleアプリのセピアのような表示になります。目に優しい。
片手で持ちやすい
このボディ形状が片手で持ちやすいんですよね。持つところだけ適度にふくらんでいて、カメラのグリップのような感じです。
このページ送りボタンのおかげで片手でページを送るのも楽チンです。もちろん画面スワイプでもページ送り可能ですが、片手で持ってボタンで送るほうがよっぽど楽です。
しかもページ送りとページ戻りの割り当てを上下入れ替えたりもできます。最強じゃないですか。
容量は8GBか32GBどちらが良いか
本体容量は8GBと32GBの2種類ありますが、おすすめは8GBです。1冊あたりの容量がそんなに大きくないので、8GBでも130冊は持ち歩けます。
いや、こんだけあれば十分でしょ。もちろん読み終わった本もクラウド上に保存されるので、削除してもなくなるわけではないので、いったん130冊を持ち歩くという感覚です。
32GBなら650冊持ち歩ける計算ですが、そこまでは大丈夫でしょう。
広告付きと広告なしモデルはどちらが良いか
これは完全に広告なしモデルをおすすめします。2,000円ほどの違いですが、ずっと広告が出てくる鬱陶しさを考えるといやになります。
おすすめKindle Oasisカバー
Kindle Oasisのカバーもたくさん出ていますのでおすすめのものを紹介いたします。
自分はこの背面フィルムを使っています。というのもなるべく軽く使いたいからです。このフィルム、気泡が入らないように貼るのがなかなか難しいのですが、革のような肌触りになり持ちやすくなる効果もありおすすめです。第9世代と書いてありますが、第10世代も外観はまったく同じなのでちゃんと使えています。
あとは超ベタですがAmazon純正のファブリックケース。Kindle Paperwhiteで使用していましたが、素材の質感がすごく手に馴染んでいいんですよ。
まとめ
新しい第10世代のKindle Oasisは軽くてどこでも持ち出せて、片手でも持ちやすくページ送りもしやすいのでごろごろ読書するのに非常に最適です。
新しく追加された色調補正や明るさ補正もごろごろするのを助長するかのような最高の機能です。Kindle Oasisにしてから休日の昼から読み出して夕方になっていた、なんていうのもザラです。明るさや色調の補正でどの時間帯でもまったくストレスがありません。
そんな最高の読書専用端末、Kindle Oasisおすすめです。