昨年11月に大手キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)でも取り扱いを発表したGoogle純正スマホPixel3ですが、早くも中古品市場には商品が出回っていますね。2019年1月現在、おおまかに正規の値段から2~3万円ほど安い印象を受けます。でも、スマホって中古品を買うべきなんでしょうか。
今回はPixel3の中古品と、白ロムについてお話します。
Pixel 3の白ロムとは?
そもそも「白ロム」という単語の意味、あなたは分かりますか?詳しい定義って意外と知らないですよね。
白ロムとは「SIMカードの入っていないスマホ」という意味です。SIMカードが入っていないとスマホは無線通信できないので、白ロムスマホ単体では通信が出来ません(Wi-FiやBluetoothを除く)。
Pixel3の白ロムと言えば、中古品として売られているPixel3の本体を指します。普通に中古スマホって言い換えると分かりやすいです。
白ロムとSIMフリーの違いとは?
「SIMフリーと白ロムの違いって何?」と疑問に思ったあなたは鋭いですね。SIMフリースマホは白ロムというカテゴリーの中の種類の一つです。SIMフリースマホは通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンク)のどの回線でも使用可能です。一方、白ロムの中にはドコモのみ、ソフトバンクのみ対応というスマホもあります。これがSIMロックされているスマホです。
言い換えるとSIMロック解除したならキャリアスマホでもSIMフリースマホになれます。「今は大手キャリアで契約してるけど、MNP転出したい」と考えているあなたは今のうちにSIMロック解除をキャリアショップで申請しましょう。同じ格安SIMでも使用回線を変更するだけで料金や割引に差がついたりします。
白ロムと赤ロムの違いって何?
中古品のPixel3購入を検討しているあなたは「赤ロム」に注意しましょう。
赤ロムとは、「分割支払金が未払いで通信制限を受けている中古スマホ」のことを指します。中古スマホを売る際に、分割支払金を踏み倒して売ると利幅が大きいのでこうした悪徳行為をする人もいます。あなたはやらないようにしましょう。
大手中古スマホ取扱店であれば赤ロムに当たった際の保証がしっかりしているので、参考にしてみましょう。
Pixel 3のおすすめ購入方法とは?
とにかく安くPixel3を仕入れたいのであれば中古の白ロムスマホを買いましょう。数万円の差は大きいです。ただし、あくまで中古品なので使用感が気になる人やしっかりした端末保証を求めるならば新品を購入しましょう。
新品を購入するのであればGooglePlayストアから購入しましょう。SIMフリースマホなので格安SIM選択の幅が広いですし、キャリアで購入するよりも本体代金が若干安かったりします(端末購入サポート無しで考えた場合です。端末購入サポートをつけるとキャリアの方が安いですが、このあたりはややこしいので割愛)。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。