今回は、「スマホメーカー勢力図2023」と題して最近のスマホメーカー各社の勢いやシェアについて解説していきます。
スマホ選びの参考になれば幸いです!
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世界でのシェア
まずは、アウンコンサルティング株式会社による、世界のスマホメーカーのシェアに関する調査を見ていきます。
OSのシェアをチェックすると、1位はAndroidで7割を超えており、次点でiOSが3割弱を占めている状況です。
- 1位 Android:72.37%
2位 iOS:26.98%
次にメーカーごとの機種シェアを見てみると、1位はサムスンで27.38%、その次に26.98%でアップルが並んでいます。
非常に僅差なので、この2社でスマホ業界を引っ張っているという感じですね。
- 1位 Samsung:27.38%
2位 Apple:26.98%
それ以下の順位を見ると、2位のアップルとの間に大きな壁を挟んで3位にXiaomi、4位がHuaweiとなっています。
日本国内のシェア
一方、日本国内に目を向けるとここまで紹介した世界シェアとは全く異なる状況になっています。
まず、OSのシェアはiOSが67.11%、Androidが32.76%と圧倒的にiOS優位です。
- 1位 iOS:67.11%
2位 Android:32.76%
メーカーごとの機種のシェアでも、1位はアップルで67.11%を占めています。
そして、2位はソニーとなっており、世界の傾向と比べるとかなり異例な状況ですね。
- 1位 Apple:67.11%
2位 Sony:8.94%
ソニーが2位というのは相当異例なことで、アメリカでも半分近くのシェアをアップルが占めていますが、2位はサムスンで3割近くです。
そもそもソニーは入ってきませんし、アップルとサムスンの差も日本ほど開いていません。
国内のAndroidスマホ販売台数 をチェック
今回はBCNランキングの2022年Androidスマホ販売台数ランキングをチェックしていきます。
あくまで家電量販店の実売データを元にしているので、量販店以外のデータは入っていませんが全体的な傾向は示していると思われます。
Androidスマホメーカーの中では、SHARPが17.8%を占めて販売台数1位となりました。
同調査によると、SHARPは2017年以降6年連続で1位を獲得しており、国内ではかなり強いことが分かります。
2022年のSHARPといえばAQUOS sense7が印象的で、ミドルレンジモデルの中ではおすすめしやすい一台でした。
また、エントリーモデルながらSnapdragon 695を搭載したAQUOS wish2も結構売れたのではないでしょうか。
2位以降のランキング
1位のSHARPに続くランキングはこのようになっています。
- 2位:ソニー(14.3%)
3位:サムスン(14.1%)
4位:OPPO(13.6%)
5位:Google(10.9%)
2位から4位まではシェアがかなり拮抗しており、非常に熾烈な争いが繰り広げられていることが分かります。
日本系メーカーのSHARPとソニー、世界シェアの高いサムスン、格安スマホで名を上げるOPPOが並ぶのは、納得の結果ではないでしょうか。
ここに続いて5位にGoogleが入っていることが割と大きなインパクトです。
他の上位メーカーは展開する端末の幅が広いですが、GoogleのPixelシリーズはそこまで選択肢は多くありません。
それでも5位にランクインしたのは、やはりPixel 6aの存在が大きかったんじゃないかと思われます。
Pixel 6aは端末の実売台数でも年間10位にランクインしています。
ランキングから見える現在の勢力図は?
国内では60〜70%前後の人がiPhoneを使っているため、アップルがダントツで1位です。
それ以降にSHARPやソニーといった日本系メーカー、サムスン、OPPOなどが並びます。
そして、Pixel 6シリーズ以降のGoogleはかなり勢いをつけてきているので、シェアが伸びてきています。
特に、2022年はPixel 6aが市場に与えたインパクトが大きく、投げ売りでもiPhoneの次にPixelが多いので販売数も伸びていると考えられます。
今後の勢力図はどうなる?
シェアだけで見ればアップルがダントツで、Androidスマホだと国内メーカーやサムスンが強いのは変わらないと考えられます。
注目はやはりGoogleです。
2023年はPixel 7aやPixel Foldなど注目機種が多いので、さらにシェアを伸ばす可能性も考えられますね。
全体的には投げ売りなどのキャリアの売り方の変化や、物価の高騰などがどのように影響するかという点に注目です。
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