今年もサムスンのフラッグシップモデルとしてGalaxy Note 10+が発売されました。フラッグシップモデルということで技術力が惜しみなく投入されたモデルになっており、防水防塵性能ももちろん妥協なしの仕様になっております。
ということで早速Galaxy Note 10+の防水防塵性能についてみていきましょう。
Galaxy Note 10+は防水対応しているのか?
Galaxy Note 10+は最高クラスの防水防塵性能「IP68」となっています。
防水性能を表す「IP」ってどういう意味?
防水防塵性能を表すIP○○という表記ですが、これは日本工業規格(JIS)で等級の意味が決められています。
数字が大きければ大きいほど良いというイメージです。IP68のはじめの「6」の部分は防塵性能を表しています。
引用:タキゲン(技術情報 防水規格 IP表記)
6等級は粉塵が内部に入らない最高の性能であることを意味しています。これなら異物侵入の心配はなさそうです。続いて防水性能を表す「8」を見てみましょう、
引用:タキゲン(技術情報 防水規格 IP表記)
防水性能の8等級は連続的に水中に置かれても問題ないということを意味しています。
お風呂や海で使用しても大丈夫?
これらの防水性能は水での使用を想定されています。そのため温水や海水となると保証されていないため注意が必要です。
とはいえ私もお風呂で使用していますがこれまで特に問題はないですけどね。
水没した時の対処方法
うっかり水没させてしまった場合、慌ててしまうでしょうが以下の手順で落ち着いて対応していきましょう。
- 本体の電源を切る
- カバーやケースやキャップを外し水分を拭き取る
- 完全に水分が乾くまで放置
- 異常があれば修理に出す
先にお伝えしておきますけど、水没した時に復活する裏技とかはないです。正しい手順で行動し、後は無事だったかどうかを祈るのみです。
本体の電源を切る
まずは1秒でも早く本体の電源を切りましょう。
もし電源が切れている場合はそのままにしておきます。ショートが一番怖いので、絶対電源を入れてはいけません。絶対に。
カバーやケースやキャップを外し水分を拭き取る
続いてカバーやケースやキャップなどを外し、できる限り水分を拭き取ります。
画面まわりなどはもちろん、スピーカーや充電端子に入り込んだ水分もティッシュやタオルなどを使ってしっかり拭き取りましょう。
このときSIMカードやSDカードも錆びると使えなくなってしまいますので、取り外しておきます。
完全に水分が乾くまで放置
見える部分の水分を拭き取ったら、完全に水分が乾くまで放置します。
ドライヤーを使うのは厳禁
この時焦ってドライヤーを当てたりしてはいけません。内部まで乾燥させることはできないどころか、熱で余計に壊してしまう原因となります。
充電してはいけない
水没時に一番怖いのはショートです。電源を入れてはいけないのですが、充電も絶対に禁止です。絶対に。
本体を振るのも禁止
水分を飛ばすために振りたくなると思いますが、振ってはいけません。
振るとさらに内部の奥のほうに余計に侵入してしまいます。
冷蔵庫に入れるのも禁止
冷蔵庫に入れるなどの誤った方法も出回っていますが、これも余計に保証外の環境に晒すだけなのでやめましょう。
冷やしてもなんの意味もないです。
シリカゲルなどの乾燥剤や生米と一緒に放置するのは良い
シリカゲルなどの乾燥剤や生米とともにジップロックなどで保管するとより効果的です。
これだけが唯一裏技っぽいポイントです。
ただ、生米を使って乾燥させる場合は端子などに米やゴミなどが入り込まないよう注意したいところです。できるならシリカゲルを使用するほうがよいです。
またこれをしたから直るというものではありません。早く乾燥しやすいというだけです。
乾燥まで何日待てば良いのか
1〜3日間ほど放置すればおおよそ乾燥できると思います。焦りは厳禁です。
お風呂に水没させてしまった時の対処方法
もしお風呂に水没し故障した場合の対処方法は先ほどの方法とほぼ同じですが、シャンプーや洗剤などが付着している場合はしっかりと洗い落とします。
あとの対処方法は同じです。
トイレに水没させてしまった時の対処方法
トイレに水没させてしまった場合も基本は同じです。しっかりと洗い落としてから、同様の対処方法を行います。
海やプールに水没させてしまった時の対処方法
海やプールに水没させてしまった場合も同じで、塩素や海水の塩分をしっかりと洗い落としてから、同様の対処方法を行います。
水没させてしまった時の故障に保証は効くのか
残念ながらメーカー保証は対象外となります。
各通信会社の保証は適用可能
購入時にドコモ、au、ソフトバンクの有料の保証オプションに加入していれば、そちらを適用することができます。
おすすめ防水ケース
水没してからでは遅いので、海やプールなど水の近くで使用する場合は事前にケースに入れて使用しましょう。
Galaxy Note 10は防水防塵対応。お風呂や海やプールで使うなら防水ケース必須
つまりGalaxy Note 10の防水防塵性能はIP68に対応しており、このIP68とは「粉塵が内部に入らない」かつ「連続的に水中に置かれても問題ない」という最上級の性能を持っているということになります。
安心して使えます。