【ソニー最新】Xperia 10 Ⅵは買うべき?前作Xperia 10 Ⅴと比較しながら解説!処理性能、カメラ性能、コスパはどっちが良い?

今回は、ソニーの最新ミドルレンジスマホであるXperia 10 Ⅵを買うべきか、前モデルのXperia 10 Ⅴと比較しながら解説していきたいと思います。

スマホ選びの参考になれば幸いです!

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今回の動画はこちら!

サイズ感

引用:ソニー

Xperia 10 Ⅵのサイズは前作のXperia 10 Ⅴから変更されていません。

引き続きかなりスリムで縦長な形状になっています。

重量は159gから164gとわずかに増加していますが、そこまで体感できる差ではないでしょう。Xperia 10 Ⅵも十分軽い部類です。

基本的なサイズ感はほぼ変わっていません。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
サイズ68×155×8.3mm68×155×8.3mm
重さ164g159g
画面サイズ6.1インチ6.1インチ

外観、デザイン

引用:ソニー

カメラが3眼から2眼になったことで、カメラ周りのデザインは大きく変更されています。

Xperia 10 ⅥはXperia 5 Ⅴに近いデザインになっていて、Xperia 10 Ⅴと比べると洗練された印象を受けます。

背面の質感もサラッとしており、ミドルレンジモデルとしては良い仕上がりです。

Xperiaらしいシンプルなデザインなので、幅広い層に受け入れられるのではないでしょうか。

ディスプレイ

引用:ソニー

ディスプレイサイズは引き続き6.1インチです。

横長になったXperia 1 Ⅵと違って、Xperia 10 Ⅵのアスペクト比は前作から変わらず縦長となっています。

その他の仕様も変更されていません。せめてリフレッシュレートは90Hzに向上して欲しかったですね。

最近はミドルレンジモデルでもほとんどが高リフレッシュレートに対応しているので、次期モデルに期待したいところです。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
サイズ6.1インチ6.1インチ
種類有機EL有機EL
リフレッシュレート60Hz60Hz
最大輝度数値不明数値不明
(前モデル比50%向上)

処理性能

引用:ソニー

Xperia 10 ⅥのSoCはSnapdragon 6 Gen 1になりました。RAMは引き続き6GBです。

処理性能は大幅進化というわけではなく、微増という感じですね。

ただ、Snapdragon 6 Gen 1は、Snapdragon 695の弱点だったグラフィック性能が大きく改善されています。

そのため、3Dゲームも多少は快適に動くようになっているのではないでしょうか。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
SoCSnapdragon 6 Gen 1Snapdragon 695
RAM6GB6GB
GeekBench6シングル:947
マルチ:2,765
シングル:890
マルチ:2,067
3DMarkスコア2,387(Wild Life)1,211(Wild Life)

バッテリー持ち

バッテリー容量は引き続き5,000mAhで、本体サイズを考えるとかなり大容量のバッテリーを搭載しています。

ただ、Samsung製のSnapdragon 6 Gen 1の電力効率が悪いことにより、実際のバッテリー持ちはXperia 10 Ⅴから悪化しています。

ただ、Xperia 10 Ⅵのバッテリー持ちが極端に悪いわけではなく、スマホの中では標準的なバッテリー持ちです。

とはいえ、「驚異的なバッテリー持ち」というXperia 10シリーズの強みは失われているので注意が必要です。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
バッテリー容量5,000mAh5,000mAh
GSMArena
バッテリーテスト
13時間56分16時間14分

カメラ

引用:ソニー

カメラはトリプルレンズからデュアルレンズになりました。

ただ、望遠が廃止された部分以外のスペックは同じです。

Xperia 10 Ⅵは48MPの広角カメラと8MPの超広角カメラを搭載しており、カメラの性能自体はミドルレンジモデルとしては標準的だと思います。

特段高性能というわけではないですが、普段使いなら十分使えるのではないでしょうか。

Xperia 10 Ⅵの広角カメラは2倍のクロップズームに対応しており、廃止された2倍望遠の代わりを担っています。

ただ、望遠カメラが無くなった影響で、デジタルズームの最大倍率は10倍から6倍に下がっています。

全体的に見て性能が大きく下がったわけではありませんが、変更点には注意が必要です。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
インカメラ8MP(F2.0)8MP(F2.0)
アウトカメラ1(広角)48MP(F1.8 1/2.0インチ)48MP(F1.8 1/2.0インチ)
アウトカメラ2(超広角)8MP(F2.2)8MP(F2.2)
アウトカメラ3(望遠)8MP(F2.2)
ズーム性能光学2倍相当(クロップズーム)
デジタル最大6倍
光学2倍
デジタル最大10倍

その他スペック

引用:ソニー

防水防塵や生体認証などの基本的な仕様は変更されておらず、日常使いしやすいスペックが揃っていると思います。

大きな変更はアップデート保証です。

これまでのXperiaシリーズは公式に保証されていませんでした。

一方で、Xperia 10 ⅥはOS最大2回、セキュリティ最大4年間のアップデートが保証されています。

他社と比べると短いものの、公式に保証されたことの意義は大きいと思います。

安心して長く使いたい方には、前作よりもおすすめしやすくなりました。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
防水防塵IP68IP68
生体認証電源ボタン一体型指紋認証電源ボタン一体型指紋認証
おサイフケータイ対応対応
ワイヤレス充電
アップデート保証OS最大2回
セキュリティ4年間
保証なし

価格

引用:ソニー

Xperia 10 Ⅵは7月以降発売予定です。

今回はドコモ、au、ソフトバンクの大手3社で取り扱いがあり、Xperia 10 Ⅴを扱っている楽天モバイルでは取り扱いがありません。

キャリアの価格はまだ発表されていませんが、SIMフリーモデルの想定価格は70,000円前後とされています。

Xperia 10 Ⅴの SIMフリーモデルが67,100円だったので、若干の値上げと見られます。

キャリアの発売価格は7万円台前半から半ばくらいになるのではないでしょうか。

最近のミドルレンジモデルとしては標準的な価格ではあります。

ただ、シャープやSamsung、中華系などの競合モデルと比べると、Xperia 10 Ⅵはカメラやディスプレイの性能で劣っている部分が多く、割高感があります。

定価で買うのは割高感があるので、キャリアの残価設定プログラムや割引の利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

また、前作のXperia 10 Ⅴはキャリアでそこそこ安くなっている場合があります。

例えば、ドコモはMNPで22,000円、機種変更でも11,000円の割引があります。

また、ソフトバンクは定価が31,824円とかなり安く、MNP割引を適用すれば一括9,840円になります。

ソフトバンクは単体購入ができない点がデメリットですが、かなり安いですよね。

楽天モバイルも回線契約で一括33,000円ほどになります。

引用:じゃんぱら

イオシスなどで購入できる白ロムは3万円台から購入可能となっています。

今からXperia 10 Ⅴを買うならソフトバンクや楽天モバイルで回線契約をするか、回線契約なしなら白ロムがおすすめです。

Xperia 10 ⅤはXperia 10 Ⅵと比べても、カメラやバッテリー持ちなどの点で優れている部分が多く、処理性能もそこまで変わらないため、今から安く購入するのも十分アリだと思います。

Xperia 10 ⅥXperia 10 Ⅴ
ソニーストア想定価格:70,000円前後在庫なし(67,100円)
ドコモ価格未定58,850円
いつでもカエドキプログラム:実質38,522円
※MNP22,000円引き、機種変更11,000円引き
au価格未定69,550円
スマホトクするプログラム:実質39,790円
※新規11,000円引き、MNP22,000円引き、機種変16,500円引き
ソフトバンク価格未定31,824円
※MNP21,984円引き
楽天モバイル59,290円
※新規/MNP26,930円引き
IIJmio在庫なし
49,800円
のりかえ価格:39,800円
mineo64,680円
イオシス38,800円(中古B)
じゃんぱら33,480円~(中古A)

Xperia 10 Ⅵは大きな進化は無し、今から買うなら前作がおすすめ

Xperia 10 ⅥはXperia 10 Ⅴからスペックはほぼ変わっていません。SoCが変更されたくらいの違いですが、処理性能自体はそこまで変わっていません。

むしろ、バッテリー持ちの悪化や、望遠性能の低下など悪くなった部分も目立ちます。

特に、優秀なバッテリー持ちはXperia 10シリーズ​の強みだったので残念ですね。

価格も他社と比べるとどうしても割高に感じてしまいますし、Xperia 10 Ⅵを買うならキャリアなどで値下げされるのを待った方が良いかもしれません。

今から買う場合は、前作のXperia 10 Ⅴがかなり安くなっているのでおすすめです。

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