今回は、iPhone SEの第4世代の量産開始についての情報が出てきたので、予想されるスペックなどの情報を紹介したいと思います。
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iPhone SE(第4世代)が量産開始⁉︎
アメリカのテック系メディアThe Informationは、iPhone SE(第4世代)が2024年10月に量産開始されると報じました。
The Informationはサブスクリプション型の有料メディアで、他のメディア以上に踏み込んだ内部情報を報じるスタンスを取っています。
iPhone SE(第4世代)が2024年10月に量産開始されるとすれば、一時期噂が流れたiPhone 16シリーズとの同時発売はなさそうですね。
歴代モデルの発売スケジュールを考えれば、10月量産開始なら2025年の3月前後に発売されるのではないでしょうか。
iPhone SE(第4世代)のスペック予想
iPhone SEは旧モデルの金型や部品を再利用することで、価格を抑えたモデルです。
iPhone SE(第4世代)はiPhone 14かiPhone 16がベースになると言われています。
iPhone 14ベースならSoCはA16 Bionic、iPhone 16ベースならA18シリーズのチップを搭載すると見られています。
本来、iPhone 14はA15 Bionicを搭載していますが、現行のiPhone SE(第3世代)もA15 Bionicなので、1世代新しいA16 Bionicになるという予想です。
また、iPhone 16ベースならA18シリーズのSoCになると見られていますが、そうなるとA16 Bionicを搭載したiPhone 15との差別化が難しいという意見もあります。
いずれにしろ、iPhone SE(第4世代)は廉価モデルとはいえ上位モデル並みの高い性能になることは間違いないでしょう。
RAMは現行の4GBから6GBまたは8GBに強化されるとされています。iPhoneでも最近は6GBは最低でも欲しいのでここは魅力と言えますね。
ディスプレイは6.1(厳密には6.06)インチの有機ELパネルと見られています。
現行のiPhone SE(第3世代)と比較すると、サイズが4.7インチから6.1インチに大きくなるので、使用感は全く異なります。
iPhone SE(第4世代)の基本的なディスプレイ仕様はiPhone 15などの標準モデルと同等で、液晶から有機ELになる点は嬉しいですね。
ディスプレイの大型化とともに、本体サイズも現行モデルと比べて一回り大きくなると思われます。
とはいえ、現在の6.1インチの標準モデルと同等の大きさなので、取り回しはそこまで悪くないでしょう。
また、大幅に改善されると見られるのがバッテリー持ちです。
本体サイズが増え、バッテリー容量が増加するので、最近の標準モデルと同様に1日は問題なく使えるレベルになるのではないでしょうか。
カメラは引き続きシングルレンズではあるものの、画素数が12MPから48MPに向上すると見られます。
iPhone SE(第3世代)のカメラはどうしても時代遅れ感があったので、この進化は嬉しいポイントです。
iPhone SE(第3世代)と比べるとホームボタンが無くなるので、生体認証はTouch IDからFace IDに変更されると予想されています。
また、端子はUSB-Cになると見られており、現行のiPhone 15などと同等の仕様になるでしょう。
全体的には、現行の標準iPhoneにかなり近くなり、第3世代からは大幅な進化と予想されています。
特にディスプレイが有機ELになったり、バッテリー持ちが向上したりする点は使い勝手がかなり良くなりそうですね。
iPhone SE(第4世代)(仮) | iPhone SE(第3世代) | |
---|---|---|
発売日 | 2025年3月ごろ? | 2022年3月18日 |
SoC | A16 Bionic or A18 Bionic | A15 Bionic |
メモリ | 6GB or 8GB | 4GB |
Geekbench6 | – | シングル:1,750 マルチ:4,820 |
3DMark | – | 2,293(Wild Life Extreme) |
ディスプレイ | 6.1(6.06)インチ 60Hz駆動有機EL | 4.7インチ 60Hz駆動液晶 |
本体サイズ | 71.5×146.7×7.65mm前後? | 67.3×138.4×7.3mm |
重量 | 173g前後? | 144g |
バッテリー容量 | 3,279mAh前後? | 2,018mAh |
GSMArena バッテリーテスト | – | 62h |
メインカメラ | 48MP(広角) | 12MP(広角F1.8 ) |
生体認証 | Face ID | Touch ID |
端子 | Lightning or USB-C | Lightning |
iPhone SE(第4世代)の価格はどうなる?
進化するのは良いとして、廉価モデルのiPhone SEにとって価格はかなり重要なポイントですよね。
現在のiPhone SE(第3世代)の価格はアメリカで429ドル〜、日本では62,800円〜となっています。
iPhone SE(第4世代)は、iPhone 14などを流用するとはいえ、より高性能になるので、現行モデルと比べて部品コストは高くなります。
そのため、ドルベースの価格でも約10%値上げする可能性が報じられています。
ただ、500ドル以下には抑えたいようなので、おそらく400ドル台後半と見られます。
実際、ライバル機種であるGoogleのPixel 8aが499ドルなので、一つの目安になりそうですね。
気になる国内価格はドル円相場にもよるものの、最近のミドルハイモデルの相場を考えれば7〜8万円台にはなると思われます。
Pixel 8aの国内定価が72,600円なので、同等か少し高いくらいになるのではないでしょうか。
久しぶりのiPhone SE。大幅アップデートに期待
現在の情報によれば、iPhone SE(第4世代)は2025年の3月に登場する可能性が高いです。
現行の第3世代から数えると3年ぶりの新作となり、かなり久しぶりの登場になります。
ベースモデルもiPhone 8からiPhone 14または16に変更なので、進化幅は非常に大きいですね。
特にディスプレイ、カメラ、バッテリー持ちは大きく進化すると見られます。
バッテリー持ちは現行モデルの弱点なので、ここが改善されると実用性はかなり増すと思います。
安くて実用的なiPhoneとしては間違いなくベストな選択肢になると思われるので、来年の登場に期待したいですね。
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