Xperia Z Ultra

大画面(ファブレット)スマホおすすめランキング(7インチ級)【選び方のポイント】

最近のスマートフォンはどんどん画面が大きくなっています。以前は5インチもあれば超巨大スマートフォンという感じでしたが、今では7インチ近いサイズになってきました。

しかし本体サイズが異常に大きくなっているというわけではなく、ベゼルレスや折りたたみといった技術力の向上のおかげで今の大画面化があります。

しかし今でも2013年に発売されたズルトラの愛称で知られるXperia Z Ultraという名機で変態機種を愛し続け他の機種に変更できない人がいるのも事実。

ということでファブレットと呼ばれる大画面スマートフォンでお悩みのあなたに、またズルトラ難民のためにおすすめの機種をご紹介いたします。

ファブレットとは

「フォン(Phone)」より大きく「タブレット(Tablet)」ほどは大きくない中間のサイズとして2012年頃から呼ばれ出したジャンルです。

2020年現在はファブレットの定義も大型化

当時は画面サイズが4インチ台のスマートフォン主流だったため、5インチオーバーのものをファブレットと呼ぶことが多かったのですが、現在は5インチ台はすっかり普通となりました。

むしろ6.2インチぐらいまでのスマートフォンがゴロゴロ存在する今、あえて定義するとすれば6.4インチ以上がファブレットと呼ぶにふさわしいと考えられます。

しかしはっきり言えば、ファブレットという単語自体がバズワードやすっかり死語に近く、今では誰も呼んでいないといったところです。

ズルトラ難民とは

Xperia Z Ultra

ファブレット界隈が盛り上がりを見せていた2013年にソニーからXperiaシリーズの異端児として発売されたXperia Z Ultra(通称ズルトラ)を愛しすぎてしまったために、他の機種に機種変更できなくなってしまった人たちのことをズルトラ難民と呼びます。

なぜズルトラ難民が生まれてしまったのか

6.44インチという画面サイズが当時としては超巨大でめずらしかったのですが、その後も同等のサイズの製品が出ても、

  • 厚みがXperia Z Ultraほど薄くない
  • エッジディスプレイが使いづらい
  • アスペクト比が縦長すぎてKindleが見にくい

などの理由でXperia Z Ultraから乗り換えるタイミングを失ってしまい、気付いたら難民化している訳です。

Xperia Z Ultraの特徴

Xperia Z Ultra

Xperia Z Ultraはソニーモバイルの「6.44インチディスプレイ」搭載スマホです。海外では2013年7月から発売開始となり、日本では2014年1月にauから発売されたモデルです。

ソフトキーボードをQWERTY配列にして入力をすると、本体を縦型モードで両手持ちし、両手の親指で入力する方法がとても便利です。他にも「NFC」「USBホスト機能」「防水機能」などもしっかり抑えていて便利です。

Xperia Z Ultra

本体サイズはパスポートと同等のサイズでシャツの胸ポケットにギリギリおさまるサイズで、厚みも6.5ミリと非常に薄く、大きな薄い板といった形状になっています。

アスペクト比は16:9で現在主流の超縦長画面ではないところもポイントです。

大画面スマホ選びのポイント

スマホを選ぶにあたって、どんなところに注意して選べば良いかなかなかわかりませんよね。

ということでかれこれスマホを100台近く購入している私がスマホ選びのポイントを解説いたしましょう。

CPU(チップセット)や処理性能

CPU

CPUとはスマホの頭脳となるチップです。GPUと呼ばれるグラフィックチップと合わせてチップセットと呼ばれます。これらは単純に新しければ良いというものでもありません。スマホごとに搭載されているチップセットが違うため非常に重要です。

たとえばiPhoneですとiPhone 12シリーズは最新で高性能のA14 Bionicチップというチップセットが使われています。これらは1世代前のiPhone 11に使われているA13 Bionicチップと比べると約20%高速な処理が可能です。

Xperia 1 Ⅱ

Androidの場合はXperia 1 ⅡやGalaxy S20に使われているSnapdragon 865というチップセットは先代のXperia 1やGalaxy S10に使われているSnapdragon 855と比べると25%処理が高速になっています。

またSnapdragon 865と同時期にリリースされたSnapdragon 765は865よりも性能が控えめになっており、さらにその下にはSnapdragon 665というチップセットもあります。

Snapdragon 865を搭載したスマホのほうが明らかにサクサク動きます。とはいえSnapdragon 665のスマホでもTwitterやInstagramを見たりするぐらいなら全然問題ありません。

近年の大画面モデルはハイエンドモデルであることが多く、チップセットも高性能なSnapdragon 865が採用されることが多いです。その分ガンガン使っているとバッテリーの消費も激しくなりがちなので注意が必要です。

RAM・ストレージ容量

メモリ

RAMはメモリとも呼ばれ、大きいほうが作業中に一時的に記憶できる領域が大きいため、体感的にサクサク動きます。

RAM(メモリ)は大きければ大きいほど良いですが、TwitterやInstagramを見るぐらいなら3GBもあれば十分です。

ディスプレイサイズ・本体サイズ

Xperia Z Ultra

大画面モデルの一番重要なところはディスプレイサイズです。6インチ台になると表示にはまったく困らないです。あとはどれだけ画面が大きいほうが良いかと本体サイズの大型化による持ち運びや持ちやすさとの兼ね合いになってきます。

バッテリー容量

バッテリー容量は本体が大きいのでそのぶんバッテリー容量も大きい機種ばかりとなっています。

画面も大きいのでガンガン使うと消費は激しいですが、ほとんどの機種で普通に1日持つモデルばかりです。

カメラ性能

最近のスマホの主流は超広角レンズを搭載したトリプルレンズカメラです。撮った写真を大画面で楽しむのであれば、超広角とトリプルレンズカメラ以上は欲しいところです。

防水性能

ほとんどのモデルでハイクラスな防水防塵性能を備えていますが、特殊な機構の折りたたみモデルなどでは搭載されていないものもありますのでご注意を。

【2020年】大画面(ファブレット)スマホおすすめランキング(ズルトラ難民・7インチ級)

それでは大画面スマートフォンのおすすめランキングをご紹介いたしましょう。

  • 5位:Galaxy S20+
  • 4位:iPhone 12 Pro Max
  • 3位:Xperia 1 Ⅱ
  • 2位:‪Galaxy Note 20 Ultra
  • 1位:‪Galaxy Z Fold‬ 2

ランキングは以上の結果です。それでは各モデルを詳しく見ていきましょう。

Galaxy S20+

Galaxy S20のスペックや特徴

まずはスペックや特徴を見ていきましょう。

Galaxy S20のスペック表

Galaxy S20Galaxy S20+Galaxy S20 Ultra
ストレージ容量(ROM)128GB128GB128/256/512GB
価格110,000円〜130,000円〜163,000円〜
CPUSnapdragon 865もしくはExynos 990Snapdragon 865もしくはExynos 990Snapdragon 865もしくはExynos 990
メモリ(RAM)12GB12GB12/16GB
ディスプレイサイズ6.2インチ6.7インチ6.9インチ
解像度1440 × 3200 563ppi(120Hz)1440 × 3200 563ppi(120Hz)1440 × 3200 563ppi(120Hz)
本体サイズ69.1 × 151.7 × 7.9mm74 × 162 × 7.8mm76.0 × 166.9 × 8.8mm
重量163g186g220g
メインカメラ望遠6.4MP(F2.0)+広角12MP(F1.8)+超広角12MP(F2.2)(トリプルカメラ)望遠6.4MP(F2.0)+広角12MP(F1.8)+超広角12MP(F2.2)+ToFセンサー(クアッドカメラ)望遠180MP(F3.5)+広角48MP(F1.8)+超広角12MP(F2.2)+ToFセンサー(クアッドカメラ)
インカメラ10MP10MP40MP
充電方法ワイヤレス充電(Qi)対応ワイヤレス充電(Qi)対応ワイヤレス充電(Qi)対応
防水防塵IP68IP68IP68
SDカード対応対応対応
認証方法顔認証、画面内超音波指紋認証顔認証、画面内超音波指紋認証顔認証、画面内超音波指紋認証
おサイフケータイ国内版対応、海外版非対応国内版対応、海外版非対応国内版非対応、海外版非対応
イヤホンジャックなしなしなし
バッテリー容量4,000mAh4,500mAh5,000mAh
カラーバリエーションコズミックグレーコズミックグレーコズミックグレー
クラウドブルークラウドブルーコズミックブラック
クラウドピンク
コズミックホワイト

Galaxy S20の特徴

  • 申し分ない最強の性能
  • AIによる画像補正も素晴らしい圧倒的なカメラ性能
  • 必要な機能はほとんど搭載

Galaxy S20の詳細なレビューはこちらです。

おすすめポイント

6.7インチという超巨大画面をもつGalaxy S20+。カメラ、チップセット、防水性能、どれをとっても妥協なしの最強スマホです。丸みを帯びた本体も扱いやすく、Sペンが不要であればGalaxy Note 20 Ultraよりこちらがおすすめです。

購入方法と価格

ドコモauから発売されています。

本体だけで良ければ中古・SIMフリースマホを取り扱うイオシスで購入可能です。

海外から輸入するのであればイートレンでの購入が日本語もサポートされていておすすめです。

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iPhone 12 Pro Max

iPhone 12

iPhone 12のスペック

iPhone 12

まずはスペックを見ていきましょう。

iPhone 12iPhone 12 miniiPhone 12 ProiPhone 12 Pro Max
ストレージ容量(ROM)64GB/128GB/256GB64GB/128GB/256GB128GB/256GB/512GB128GB/256GB/512GB
価格94,380円〜82,280円〜117,480円〜129,580円〜
CPUA14 BionicチップA14 BionicチップA14 BionicチップA14 Bionicチップ
メモリ(RAM)4GB4GB6GB6GB
ディスプレイサイズ6.1インチ5.4インチ6.1インチ6.7インチ
解像度2532×1170 460ppi2340×1080 476ppi2532×1170 460ppi2778×1284 458ppi
本体サイズ146.7×71.5×7.4mm131.5×64.2×7.4mm145.7×71.5×7.4mm160.6×78.1×7.4mm
重量162g133g187g226g
メインカメラ12MP(F2.4 超広角)+12MP(F1.6 広角)(デュアルカメラ)12MP(F2.4 超広角)+12MP(F1.6 広角)(デュアルカメラ)12MP(F2.4 超広角)+12MP(F1.6 広角) +12MP(F2.0 望遠)(トリプルカメラ)12MP(F2.4 超広角)+12MP(F1.6 広角) +12MP(F2.2 望遠)(トリプルカメラ)
インカメラ12MP(F2.2)12MP(F2.2)12MP(F2.2)12MP(F2.2)
充電方法MagSafe/ワイヤレス充電(Qi)対応MagSafe/ワイヤレス充電(Qi)対応MagSafe/ワイヤレス充電(Qi)対応MagSafe/ワイヤレス充電(Qi)対応
防水防塵IP68IP68IP68IP68
SDカード非対応非対応非対応非対応
認証方法Face IDFace IDFace IDFace ID
おサイフケータイ対応対応対応対応
イヤホンジャック非搭載非搭載非搭載非搭載
バッテリー容量2,775mAh2,227mAh2,775mAh3,687mAh
カラーバリエーションブルーブルーパシフィックブルーパシフィックブルー
グリーングリーンゴールドゴールド
(PRODUCT)RED™(PRODUCT)RED™グラファイトグラファイト
ホワイトホワイトシルバーシルバー
ブラックブラック

iPhone 12のレビュー

iPhone 12の詳しい使い勝手やレビューはこちらに記事にしました。

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iPhone 12

おすすめポイント

iPhone史上最大の6.7インチという巨大画面です。iOSでとにかく大画面のファブレットが良い場合、iPhone 12 Pro Maxしかありません。

サイズ感としては、これ1台でメイン端末として使ってもよし、iPhone 12 miniなどをメインとして、サブ端末としてもよし。絶妙なサイズ感となっています。なんといってもアップル製品間の連携はすばらしいので、他にもアップル製品を使っている場合、かなりおすすめです。

購入方法と価格

ドコモauソフトバンクから発売されています。

本体だけで良ければグローバル版や中古・SIMフリースマホを取り扱うイオシスや直接輸入するのであればエクスパンシスで購入可能です。

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iPhone 12

Xperia 1 Ⅱ

Xperia 1 Ⅱ

おすすめポイント

画面サイズは6.5インチでこれまで挙げた大画面スマホの中では特別大きいサイズではないのですが、Xperia 1 Ⅱは21:9という超縦長画面のため、横幅が他の大画面スマホと比べてスリムなんです。おかげで片手で操作も可能で、大画面でありながら扱いやすくなっています。

Xperia 1 Ⅱ

さらにカメラ性能もめちゃめちゃ良くて、シャッターボタンも搭載していてミラーレスカメラのように扱えるのがもう楽しくてしょうがないモデルです。

購入方法と価格

本体料金一括総額分割払い実質負担額
ドコモ123,552円3,432円/月〜82,368円(スマホおかえしプログラム適用時)
au122,500円3,140円/月〜72,220円(かえトクプログラム適用時)

ドコモauから発売されています。

本体だけで良ければ中古・SIMフリースマホを取り扱うイオシス、また日本では在庫切れ連発中なので海外版を直接輸入するならイートレンで購入可能です。

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‪Galaxy Note 20 Ultra

Galaxy Note 20 Ultra

おすすめポイント

6.9インチの超大画面で、Sペンに対応しているので手帳のように使えて、カメラも超広角を搭載したトリプルレンズにオートフォーカスも爆速のToFセンサーまで積んだ超最高仕様です。ファブレットというジャンルの先駆けだったGalaxy Noteシリーズの最新作です。

Sペンの描き味は素晴らしく、本物の紙とペンのように、まるで文房具のように扱えます。

購入方法と価格

本体料金一括総額分割払い実質負担額
ドコモ145,728円4,048円/月〜97,152円(スマホおかえしプログラム適用時)
au159,830円4,090円/月〜94,070円(かえトクプログラム適用時)

日本ではドコモauから発売されています。

本体だけで良ければ中古・SIMフリースマホを取り扱うイオシス、海外版を直接輸入するならエクスパンシスで購入可能です。

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‪Galaxy Z Fold‬ 2

Galaxy Z Fold 2

Galaxy Z Fold 2のスペックや特徴

スペックや特徴を見ていきましょう。

Galaxy Z Fold 2のスペック

Galaxy Z Fold 2
ストレージ容量(ROM)256GB/512GB
価格219,440円〜
CPUSnapdragon 865+
メモリ(RAM)12GB
ディスプレイサイズメイン 7.6インチ/サブ 6.2インチ
解像度1768×2208 414ppi
本体サイズ68(オープン時128.2)×159.2×16.8(オープン時6.9mm)
重量282g
メインカメラ望遠12MP(F2.4)+広角12MP(F1.8)+超広角12MP(F2.2)
インカメラ10MP(F2.2)
充電方法ワイヤレス充電(Qi)対応、Power Share対応
防水防塵非対応
SDカード非対応
認証方法顔認証、指紋認証
おサイフケータイ非対応
イヤホンジャック無し
バッテリー容量4,500mAh
カラーバリエーションミスティックブラック
ミスティックブロンズ

Galaxy Z Fold 2の特徴

Galaxy Z Fold 2

  • 4.6インチ→6.2インチに大画面化したサブディスプレイ
  • ノッチがなくなりメインディスプレイも7.3→7.6インチに
  • 半開きで固定できるようになった
  • 5G(sub-6&ミリ波)対応
  • QXGA+の解像度、リフレッシュレート120Hz対応
  • 12メガピクセル3眼カメラ(超広角、広角、望遠)
  • ストレージ256GB/RAM 12GB
  • バッテリー容量 4,500mAh
  • チップセット Snapdragon 865 or Exynos 990
  • カラーはブロンズとブラックの2色
  • ヒンジはシルバー、レッド、ブルー、ゴールド

Galaxy Z Fold 2のレビュー

Galaxy Z Fold 2の詳しいレビューはこちら。

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Galaxy Z Fold 2

おすすめポイント

Galaxy Z Fold 2

折りたたみという驚愕の機構で7.6インチの超大画面をポケットに入れての持ち運びを可能にしました。

もうこのサイズだとタブレットですよね。しかし実用性は抜群で、外出先などでぱっと見る時は折りたたんだまま6.2インチの画面で片手で操作もできて、しっかり操作する時は開けば7.6インチの他を寄せ付けない大画面が広がります。

Galaxy Z Fold 2

超大画面の答えはこの形であったということを見せつけられるモデルです。

購入方法と価格

本体料金一括総額分割払い実質負担額
au259,980円6,780円/月〜155,940円(かえトクプログラム適用時)

日本ではauから発売されています。

本体だけで良ければ中古・SIMフリースマホを取り扱うイオシス、海外版を直接輸入するならエクスパンシスで購入可能です。

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