今回は、今買うべきではないスマホはどれなのか?
次期モデルや同シリーズのラインナップとの関係などを総合的に判断しておすすめをご紹介いたします。
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【2024年7月】今買うべきではないスマホランキング!良機の陰に隠れたモデル達【LEITZ PHONE・Xperia・OPPO】
今回は、2024年7月最新の買うべきではないスマホを紹介していきたいと思います。
3位: LEITZ PHONE 3
第3位はLEITZ PHONE 3。 ライカ監修の1インチセンサー搭載スマホです。
発売のタイミングがもう少し早ければアリだったのに、という惜しい立ち位置になっています。
LEITZ PHONE 3の価格
LEITZ PHONE 3はソフトバンク専売モデルで、価格は約20万円です。
価格がかなり高いので、そもそも気軽におすすめできるモデルではありません。
LEITZ PHONE 3の残念なポイントは中身がほぼAQUOS R8 proであることです。
ベースモデルのAQUOS R8 proは発売からほぼ1年経っており、ソフトバンクではすでに15万円台に値下げされています。
SoCも昨年のSnapdragon 8 Gen 2なので、敢えて今から20万円出して買うのは微妙だと思います。
また、白ロム市場にもなかなか流れておらず、安く購入できる方法も少ない状況となっています。
LEITZ PHONE 3 | |
---|---|
ソフトバンク | 195,696円 新トクするサポート(プレミアム):1年後返却実質59,940円+12,100円+保証料 ※MNP/22歳以下新規21,984円引き |
イオシス | ‐ |
じゃんぱら | ‐ |
LEITZ PHONE 3のスペック
LEITZ PHONE 3の発売は2024年4月でしたが、基本的なハードスペックは2023年7月発売のAQUOS R8 proと共通しています。
SoCはSnapdragon 8 Gen 2、RAMは12GBを搭載しています。
型落ちチップとはいえ、性能自体は今でも十分高く、重めのゲームも快適に楽しむことができます。
ディスプレイはシャープのPro IGZO OLEDを搭載しており、ディスプレイ性能は高いです。
カメラは1インチの大型センサーを搭載しており、ここが最大の特徴です。
ただ、ハード的にはAQUOS R8 proと変わらず、違いはほぼカメラアプリの中身のみと言えます。
画像処理やフィルターといったソフト面にライカのカスタマイズが入っています。
端末自体は悪くない一台ではあるものの、ベースモデルの発売から半年以上経って同じような価格で登場したことが微妙なポイントです。
また、同じくライカ色が強いXiaomi 14 UltraがSnapdragon 8 Gen 3搭載で似た価格で国内発売されたことも惜しいポイントだと思います。
Xiaomi 14 Ultraは、LEITZ PHONE 3と違って望遠域も優秀なので、そちらの方が使いやすい人も多いと思います。
また、基本スペックもLEITZ PHONE 3より高いので、スマホとしてもXiaomi 14 Ultraの方がおすすめです。
LEITZ PHONE 3 | |
---|---|
発売日 | 2024年4月19日 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 12GB |
GeekBench6 | シングル:2,021 マルチ:5,444 |
3Dmark | 3,612(Wild Life Extreme) |
ディスプレイ | 6.6インチ 擬似240Hz駆動有機EL |
本体サイズ | 77×161×9.3mm |
重量 | 209g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
メインカメラ | 47.2MP(F1.9 1インチ) |
2位:Xperia 10 Ⅵ
第2位はXperia 10 Ⅵです。
Xperia最新ミドルレンジモデルですが、前モデルからの進化幅が小さいことに加え、価格が割高な点が惜しいポイントです。
Xperia 10 Ⅵの価格
Xperia 10 ⅥのSONYの定価は69,300円で、キャリアだと7万円台半ばから8万円台半ばに設定されています。
最近のミドルレンジモデルの相場を考えると標準的ではあるものの、性能を考えると割高感が否めません。
また、前モデルの Xperia 10 Ⅴはすでに値下げされているキャリアも多いです。
割引ありの場合、回線セットで一括約3.3万円になる楽天モバイルがおすすめですね。
Xperia 10 Ⅵを安く使いたい場合、ソフトバンクの2年レンタルがおすすめです。
ただ、Pixel 8aなど、より高性能で安く利用できる端末もあり、最新モデルとはいえ、割高感があることは否めません。
Xperia 10 Ⅵ | Xperia 10 Ⅴ | |
---|---|---|
ソニーストア | 69,300円 | 在庫なし(67,100円) |
ドコモ | 74,140円 いつでもカエドキプログラム:実質54,340円 | 58,850円 いつでもカエドキプログラム:実質38,522円 ※MNP22,000円引き、機種変更11,000円引き |
au | 74,800円 スマホトクするプログラム:実質39,790円 ※新規・機種変11,000円引き、MNP22,000円引き | 69,550円 スマホトクするプログラム:実質39,790円 ※新規11,000円引き、MNP22,000円引き、機種変5,500円引き |
ソフトバンク | 85,680円 新トクするサポートする(スタンダード):実質31,824円 ※MNP21,984円引き | 31,824円 ※MNP21,984円引き |
楽天モバイル | – | 59,290円 ※新規/MNP26,930円引き |
IIJmio | 69,300円 のりかえ価格:49,800円 | 在庫なし 63,800円 のりかえ価格:39,800円 |
mineo | 68,640円 | 64,680円 |
イオシス | – | 42,800円(未使用品利用制限▲) |
じゃんぱら | – | 33,980円~(中古B) |
Xperia 10 Ⅵのスペック
Xperia 10 Ⅵが前モデルから変更されたのはSoCとカメラ構成です。
SoCがSnapdragon 6 Gen 1になったことで、グラフィック性能はしっかり進化しています。
ただ、基本的な処理性能についてはそこまで大きく伸びておらず、使用感にそこまで差はありません。
ディスプレイのスペックは変更されておらず、前作に引き続き60Hz駆動の有機ELディスプレイを採用しています。
最近は低価格モデルでも高リフレッシュレートが当然のようになってきているので、7万円以上するXperia 10 Ⅵが60Hzなのははっきり言って微妙だと思います。
90Hzになるだけで使用感がかなり快適になるので、せめてここだけでも進化していて欲しかった部分です。
バッテリー持ちは前モデル比で低下しています。
Xperia 10 Ⅵでも1日は余裕で使えるものの、 Xperia 10シリーズはバッテリー持ちの良さが魅力だったのでもう少し頑張ってほしいところです。
カメラは望遠が廃止され、代わりとして2倍クロップズームに対応しました。
一見こちらも改悪に見えますが、クロップズームの方が高画質なのでここに関しては改悪ではなく合理的な進化と言えるでしょう。
Xperia 10 Ⅵは全体的に見るとXperia 10 Ⅴからの進化幅が小さく、カメラやディスプレイなどの面では競合モデルにも劣っています。
それでいて価格的な魅力も少ないので、今後値下げされていくのを待つことをおすすめします。
Xperia 10 Ⅵ | Xperia 10 Ⅴ | |
---|---|---|
発売日 | 2024年7月5日 | 2023年7月6日 |
SoC | Snapdragon 6 Gen 1 | Snapdragon 695 |
メモリ | 6GB | 6GB |
GeekBench6 | シングル:947 マルチ:2,765 | シングル:890 マルチ:2,067 |
3Dmark | 2,387(Wild Life) | 1,211(Wild Life) |
ディスプレイ | 6.1インチ 60Hz駆動有機EL | 6.1インチ 60Hz駆動有機EL |
本体サイズ | 68×155×8.3mm | 68×155×8.3mm |
重量 | 164g | 159g |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
GSMArena バッテリーテスト | 13時間56分 | 16時間14分 |
メインカメラ | 48MP(広角F1.8 1/2インチ) 8MP(超広角F2.2) | 48MP(広角F1.8 1/2インチ) 8MP(超広角F2.2) 8MP(望遠F2.2) |
1位:OPPO A79
今買うべきではないスマホ第1位はOPPO A79です。
OPPOの最新エントリーモデルですが、+ 1万円ほどで人気のReno Aシリーズが買えてしまう微妙な立ち位置になっています。
OPPO A79の価格
OPPO A79の定価は約3万円で、定価自体は特別高いわけではありません。
また、ワイモバイルやIIJmioではMNPで割引がかなりお得で、ワイモバイルでは最安で一括1円、IIJmioは一括1,980円になります。
これだけ見るとかなり安いんですが、いずれの通信会社でも+1万円ほどでOPPO Reno9 Aが買えることが多い状況です。
例えば、楽天モバイルでは回線契約ありでReno9 Aが2万円で購入可能なほか、ワイモバイルでは最安で9,800円、IIJmioではMNPで9,980円で購入することができます。
また、OPPO A79とOPPO Reno9 Aは白ロムの価格差も1万円に収まるので、価格は割と近い状況になっています。
OPPO A79の方が安いことは間違いないものの、性能差を考えるとReno9 Aの方がコスパは良いのではないでしょうか。
OPPO A79 | OPPO Reno9 A | |
---|---|---|
メーカー直販価格 | 29,800円 | 46,800円 |
楽天モバイル | 33,800円 ※最大12,000ポイント還元 | 40,700円 ※回線契約で20,700円割引 |
ワイモバイル | 21,996円 ※最大21,995円割引 | 31,680円 ※最大21,880円割引 |
IIJmio | 通常価格:26,980円 のりかえ価格:1,980円 | 通常価格:41,980円 のりかえ価格:9,980円 |
イオシス | 14,800円〜(中古A) | 20,800円~(中古C) |
じゃんぱら | 14,980円〜(中古B) | 22,980円~(中古B) |
OPPO A79のスペック
OPPO A79のSoCはDimensity 6020で、RAMは4GB搭載しています。
処理性能はエントリーモデルらしく、必要最低限という感じですね。
SNSなどの普段使いしかしないという場合でも、ある程度快適に使いたいならミドルレンジのReno9 Aをおすすめします。
OPPO A79はディスプレイが6.7インチと大きめではありますが、大画面の方が良い場合は最新のReno11 Aもおすすめになってきます。
OPPO A79のカメラは実質的に50MPの広角のみという構成です。
性能もそこそこなので、少しでも綺麗な写真が撮りたい人はミドルレンジ以上がおすすめですね。
また、Reno9 Aなら超広角カメラもあるので、撮れる写真の幅が広がります。
OPPO A79とOPPO Reno9 Aを比べると、処理性能やカメラなどの性能差は結構大きいですね。
メインスマホとして普通に使うなら、やはりミドルレンジのReno9 Aの方がおすすめです。
価格差は1万円ほどなので、それであればReno9 Aを選んだ方が良いのではないでしょうか。
また、より高性能なモデルが良ければ、最新のReno11 Aが+2万円ほどで買えるので視野に入れてみても良いかもしれません。
OPPO A79 | OPPO Reno9 A | |
---|---|---|
発売日 | 2024年2月15日 | 2023年6月23日 |
SoC | Dimensity 6020 | Snapdragon 695 |
メモリ | 4GB | 8GB |
GeekBench6 | シングル:706 マルチ:1,760 | シングル:903 マルチ:2,012 |
3Dmark | 1,176(Wild Life) | 1,216(Wild Life) |
ディスプレイ | 6.7インチ 90Hz駆動有機EL | 6.4インチ 90Hz駆動有機EL |
本体サイズ | 76×166×8mm | 74×160×7.6mm |
重量 | 193g | 183g |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,500mAh |
メインカメラ | 50MP(広角F1.8) 2MP(深度測位F2.4) | 48MP(広角F1.7) 8MP(超広角F2.2) 2MP(マクロF2.4) |
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